「アクセケータイ」で女の子のハートを掴んじゃえ?--中国トンデモケータイ図鑑 - (page 2)

ちっちゃくてカワイイ、これでケータイなのか?

 では本体を改めて見てみることにしよう。まずはサイズ。全長は100mm、幅は60mmほど。ただ本体の細い部分はわずか幅30mmしかない。そして厚みは15mm。こんな小さいのにちゃんとケータイしているのだから驚きだ。ディスプレイは1.5インチで十字架のクロス部分に一杯のサイズのものが収められている。

本体サイズは小さい。全長100mm、最細部分の幅は30mm 本体サイズは小さい。全長100mm、最細部分の幅は30mm(※画像をクリックすると拡大します)

 本体は光沢のある白いプラスチック製。小さいひし形がタイル状に表面に並べられており、数字キーなどもその形状でまとめられている。またキーの間などにはブルーのラインストーンが埋め込まれておりケータイというよりアクセサリのような外観になっている。素材の質感がよいため、このままでも何もせず首からぶら下げてアクセサリーにしちゃうのもいいのかもしれない。

本体は宝石を埋め込んだようなデザイン。下品ではなく悪くない感じではないだろうか 本体は宝石を埋め込んだようなデザイン。下品ではなく悪くない感じではないだろうか(※画像をクリックすると拡大します)

 また背面は全体にビーズが散りばめられ、十字架の横棒となる部分にステレオスピーカーとデジカメがこれまたデザインよく配置されている。カメラの下には「13M」の表示(爆)。もちろん1.3Mのミスタイプだが、実際はメガピクセルなわけはなくトンデモケータイ標準のVGA画質だ。せっかくの美しい背面だけに、この13Mの文字は入れなくてもよかったんじゃないかなぁと思うところ。どうせ誰もこんなケータイに機能なんて求めていないのに……このあたりがトンデモケータイの毎度の「あと一歩、詰めが甘い」ところなのだろう。

背面はステレオスピーカーとカメラをうまく配置 背面はステレオスピーカーとカメラをうまく配置(※画像をクリックすると拡大します)

 本体下部にはUSBコネクタがあるが、なんと最新のマイクロUSBを採用している。中国ケータイがこのプラグを採用するとは、それだけ海外ではマイクロUSB端子の普及が始まっているということだろうか。こんなところから中国のトレンドが見えちゃうあたりもトンデモケータイの面白いところでもあるのだよ。ここからUSB充電及びPCとの接続が行える。また本体右には別途ACアダプタ専用コネクタ、本体上部にはヘッドフォンジャックを備える。形状がシンプルなだけに本体側面のコネクタ類はこれだけで、音量上下はディスプレイ下の「+」「-」ボタンで行う。

本体下部には最新のマイクロUSBコネクタを搭載 本体下部には最新のマイクロUSBコネクタを搭載(※画像をクリックすると拡大します)
本体右にはACアダプタ、上にはヘッドフォンのコネクタを備える 本体右にはACアダプタ、上にはヘッドフォンのコネクタを備える(※画像をクリックすると拡大します)

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