ウェブ時代のMacの役割とは--器用な表現者を育てるiLife '09 - (page 2)

ソーシャル対応を果たしたiPhoto '09

 今回のアップデートで一番の注目はiPhoto '09である。目玉は、Flickr、Facebookといったソーシャルウェブとの連携機能を搭載したこと、そして写真の分類方法にFaces(人々)とPlaces(撮影地)が加わったことだ。

 前回のアップデートで、写真を撮影日時から自動的に分類する手段として「イベント」が追加された。FacesとPlacesは、それぞれ人の顔による自動分類と、撮影場所による自動分類の機能である。

写真の情報を表示すると、Places(撮影地)を設定できる 写真の情報を表示すると、Places(撮影地)を設定できる
撮影地は、実際の地名を漢字で検索できる。ピンを動かしたり、範囲をしたり設定することも可能。 撮影地は、実際の地名を漢字で検索できる。ピンを動かしたり、範囲を設定したりすることも可能。

 iPhotoには顔を認識する仕組みが組み込まれ、写真の表示方法も全画面か、人の顔かを選べるようになった。そして写っている顔に名前を付けると、Facesの画面に人の名前が追加され、その人が写っている写真だけを見ることができるようになる

 名前タグの付け方も簡単だ。まず集合写真で、人の名前をタグ付けし、1つの名前を選ぶと、iPhotoのライブラリの中から、同じ人が写っていると思われる写真をリストアップしてくれる。その写真から正しい物を選んでいけば、人の顔のタグ付けが終わる

iPhotoのFaces(人々)機能で顔にタグ付けする作業。すでに他の写真で名前をつけてあれば、同じ人と思われる写真に「○○ですか?」と聞いてくる iPhotoのFaces(人々)機能で顔にタグ付けする作業。すでに他の写真で名前をつけてあれば、同じ人と思われる写真に「○○ですか?」と聞いてくる
「不明な人」と表示されている顔には、名前を入力できる。以前入力した名前は候補として表示される 「不明な人」と表示されている顔には、名前を入力できる。以前入力した名前は候補として表示される
人をダブルクリックすると、その人が写っていると思われる写真をリストアップしてくれる。マウスでクリックして「名前を確定」していく 人をダブルクリックすると、その人が写っていると思われる写真をリストアップしてくれる。マウスでクリックして「名前を確定」していく
学習が進むと、候補のリストも少なくなっていく。僕の顔は最後までソフトバンクの孫正義社長が候補に出続けていた 学習が進むと、候補のリストも少なくなっていく。僕の顔は最後までソフトバンクの孫正義社長が候補に出続けていた

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