ではさっそく最低限利用できる環境を構築したいと思います。と言っても今の時代、ウェブアプリである程度の日常作業が可能です。そのため最低限必要なことと言えば「ネットにつなぐ」「ブラウザの設定をする」くらいであり、それさえできればすぐに出先で仕事ができてしまいます。メールもブラウザからGmailを常用しているため、最近はメーラーを使う機会も減っています。Macにもメーラーとして「Mail」というアプリがインストールされているようですが、おそらくそれを使う必要は出てこないでしょう。
ということでMacBook Airの電源を入れます。派手なスタートアップの後に現われるのは言語の設定画面。そう、Macは多言語環境が標準装備なのですね。これは私のように海外に在住しているものにとってはうれしいもの。たとえばMacにトラブルが発生したときに、現地のPCショップなどで日本語のメニューのPCを見せても相手がわかってくれません。メニューが英語なり現地語に変更できればスムースに対応してもらえるでしょう。
続けていくとキーボード入力環境の選択画面が出ますが、「U.S.」と「ことえり」の表示が出ます。「ことえり」と聞いてもわからない人ももしかしたらいるのでは?と余計なことを考えましたが、まぁ画面を見れば日本語はそれしか選択肢がないのでこれで問題ないのでしょう。
その後はネット回線の接続、ユーザー登録とスムースに進みます。「今のMacはとても簡単」と聞いていたとおりで、このあたりのユーザーフレンドリーさはWindowsは適いません。ものの数分で初期設定が完了。さっそくSafariを起動してGoogleなどのウェブサービスの設定を済ませれば、今すぐにでもMacBook Airを持ち出して外出先でも仕事を開始できるわけです。
ところでMacといえばキーボードにいくつかWindowsには存在しないものがあります。一番異なるのがCommandキーの存在。コピー&ペーストなどはCommandキーとアルファベットキーとのコンビネーションになるわけですが、昔Macを使っていた私もすっかりその存在を忘れていました。まぁ場所がWindowsPCのCtrlキーの当たりなので慣れればどうってことはないのですが、プレゼン先で人に操作をしてもらうときなどはちょっとだけ説明が必要かもしれません。
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