WindowsユーザーがMacの壁を超えて使うための準備--ビジネスで使うMacレビュー - (page 3)

銀座ストアのOne to oneサービスを使ってみる

銀座ストアは2Fにジーニアスバーを設置 銀座ストアは2Fにジーニアスバーを設置

 Mac初心者として一番助かるのがMacユーザーに都度アドバイスを貰うことなのですが、そうそう周りも暇ではありません。そこで、利用価値があるのが全国7店舗ある直営店Apple Store。毎日イベントやワークショップが開催されており、アップル製品やアプリケーションの講習が無料で開催されています。

 さらに、年会費9800円のOne to oneプログラムを利用すれば週1回のパーソナルトレーニングを1年間受けられます。今回はこのOne to oneに入って実際に動画編集を勉強すべく、Final Cut Expressを習いに行ってみました。

・「授業」でなく「質問」が基本

 予約は事前にウェブで行い、指定した日時にジーニアスバーに行って担当のトレーナーに教わります。初心者向けにさまざまなモデルコースが用意されていますが、基本的に自由に教わることが可能です。私の場合ある程度のセッティングやMac利用ができているので、ピンポイントでMac純正のアプリを勉強することに。

Windowsからの移行もプログラムとして用意されているようです Windowsからの移行もプログラムとして用意されているようです

 レッスンではトレーナーの方とお店にあるMacでサンプル動画を使いながらビデオ編集を実際に進め、アプリケーションの操作を習います。さすがトレーナー、私の編集したい動画のイメージをもとにサクサクとサンプル動画を切り分けていき、トランジションやタイトル・字幕を配置してあっという間に動画を作り上げてしまいました。

 ただ、初回という事もありトレーナーの作業を見ながらトレーニングが進んだため、手順を見ながら効率の良い編集について感じる程度の習熟度で終わってしまいました。自分から色々質問できれば、有意義な時間になりそうですが……(泣)。

教わるだけならまずはセミナーで

 と言うわけで、手取り足取りのサポートが必要な初心者でない限り、アプリの使い方についてはいきなり有料のOne to oneに入るよりも、ほぼ同じ内容で受けられる無料のセミナーである程度の操作感を勉強した方が良さそうです。

 その上で、実際に作業を通じて分からない点がある場合にはOne to oneに入会して自分のMacを持ち込み、使用しているアプリとデータを見せながらサポートを受けた方が費用対効果の面でお得かもしれません。

 もちろん、毎週根気よくApple Storeへ通える方は開催日が限られるセミナーよりOne to oneを選んで、習熟度に合わせて上達のスピードをコントロールすることも可能です。暫く時間を見つけて通って、引き続きサービスを使いこなしてみたいと思います。

One to one入会後送られてくるメンバーカード。Macbookと同様洗練されたデザインで開封が楽しい One to one入会後送られてくるメンバーカード。Macbookと同様洗練されたデザインで開封が楽しい

次回予告とリンク集

 一応、今回で設定関連は一通り終了です。次回は番外編としてiLife '09、iWork'09、その後Office系のソフトを使って実際に仕事でどのように資料やプレゼンに使っていけるのかをレポートしたいと思っています。次に、リンク集などをご紹介します。

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