使ってみた印象としては、とにかく軽い。重いマウスに慣れていると、切り替えたときについ滑らせすぎてしまうかもしれない。
アーチ型により空洞ができるので、しばらくは右手の小指が落ち着かなかったが、これは慣れの問題か。表面も、しっとりとした感触でクリックしやすい。
個人的にはひっかっかりのある硬めのホイールは好きだが、作業により好みが分かれるところだと感じた。ちょっとしたスクロールなら、思い通りに止められるので使いやすいが、長文のウェブを見る、エクセルなど長文のスクロールをする作業が多い人には、カタカタする振動が続くため、若干疲れやすく感じる可能性もある。
そんなときは、ホイールを1回クリックするか、押したままにしてみよう。「↑↓」矢印のアイコンがでてきたら、マウス本体を上下に動かすと、スムーズなスクロールができる。ただ、そのあたりの細かい使い方は説明書には入っていないため、マイクロソフトマウスに慣れていない人には分からないかもしれない。なお、ホイールは、左右には傾かない仕様だ。
これまでのマイクロソフトマウスのラインアップにはないおしゃれなデザイン、スリムなボディ、折りたためる利便性。使いやすさに加えて「久しぶりに人に見せたくなる楽しいマウス」という印象だ。
なお、WindowsだけでなくMac OSにも対応している。デザイン性と使いやすさを兼ね備えたマウスを探している人には、ぜひ検討をすすめたい製品だ。