[レビュー]コンパクトなLAN接続型HDD--アイ・オー・データ機器「LANDISK Home HDL-GSシリーズ」 - (page 2)

西村敦子(アクティフ)2008年01月16日 19時39分
アイ・オー・データ機器
HDL-GSシリーズ
内容:ビジネス分野でもますます成長を続けるNAS(ネットワーク接続ストレージ)市場。家庭内でもデータ共有だけでなく、DLNA対応でAV機器との連携が可能になったことで用途が広がり、導入するケースが増えてきた。アイ・オー・データ機器の個人向けシリーズ「LANDISK Home」の新製品「HDL-GSシリーズ」は、250Gバイトから1TBまでの容量をサポートする、シングルドライブのエントリー向けLAN接続型ハードディスクだ。

「LANDISK Home」のデザインを保ちつつコンパクトに

 今回使用した「HDL-GS500」は、シングルドライブの従来機「HDL-Fシリーズ」と比べても約27%小型化されたコンパクトな本体で、ボックス型の「HDL4-Gシリーズ」を縦にスライスしたようなイメージだ。電源も内蔵しているため、大きなACアダプターがじゃまになることもない。

 全体的には「LANDISK Home」に共通のスタイリッシュなデザインで、サイドの磨きは「HDL4-Gシリーズ」がマットな仕上げだったのに対し、「HDL-GS500」はヘアライン仕上げになっている。

 背面には、上部に[電源]ボタン、ファンの下にUSBポートとLANポートがある。中央の「EXT」ポートはUSBのB端子(ダウンストリーム)の接続口。パソコン本体とUSBケーブルで接続しそうになるが、本製品はLANポート経由の接続だけで、実際にはUSB接続はできず、このポートは使用しない。「HDL4-Gシリーズ」では前面にもデジカメコピー用のUSBポートがあったが、「HDL-GS500」は背面だけなので、いつも使うデジカメが決まっているなら対応のUSBケーブルを挿しっぱなしにして前面に引き出しておいた方が使いやすそうだ。

  • ボックス型の「HDL4-Gシリーズ」と比べると、「HDL-GS500」は縦に薄くスライスしたようなイメージだ

  • 正面から見たところ。ステータスランプまわりのデザインもほぼ同じ。「HDL4-Gシリーズ」の正面にあったデジカメ用のUSBポートは背面にしかない

  • 「HDL4-Gシリーズ」の巨大なACアダプターに比べると、電源内蔵の「HDL-GS500」のコンパクトさが際だつ

  • アクセス中はフロントの[STATUS]ランプが緑に点滅。普段は点灯した状態だ

  • エラーが発生したり、DHCPサーバからIPアドレスを取得できないときは赤く点滅する

  • 「LANDISK Home」のシリーズだけあって、白く上品なイメージで、リビングにもぴったりマッチする

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