CeBITは、海外からの来場者数が10万人を超えています。米国のCESは米国内からの来場者が多いという特徴がありますが、CeBITは年々、グローバルになっています。まさにITビジネスのメルティングポットと考えることができます。
確かに近郊ホテルの数は十分ではないですね。しかし、120本ほどの特別列車も出ていますので、交通の問題はないですよ。駅や駐車場を整備したので、かなりアクセスしやすくなっていると思います。場所を変えるほどの問題ではないと思いますよ。敷地面積は世界最大で、幅36kmもあるわけですから、簡単にこれだけの設備を動かすわけにはいかないですね(笑)
大きな変革として、期間を縮小して6日間にすることが挙げられます。来場者はこれにより、コストの効率化が図れます。
また、我々の考え方も変えていきます。従来、展示をする側の考え方を優先していましたが、これからは来場者の目線を大切にしていきます。技術ごとの見せ方ではなく、ソリューションごとに集約して展示をしていきます。携帯電話、家電などというような個別の展示方法は意味がなくなり、すべてはソリューションの一部にすぎなくなると考えています。たとえば、非常に小さな機器を使って家族の写真を撮る、その同じ機器を使ってビジネス作業もするといったように、分けようがなくなってくるでしょう。
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