この結果を、以前にWebマーケティングガイドで行った20代女性の携帯利用状況と比較すると、通話時間に関しては順位こそ異なるものの、「就寝前」・「帰宅途中」・「昼休みなどの休憩中」が最も利用頻度が高いシチュエーションであると言えるだろう。
特に、「就寝前」は“第2次コンバージョンの時間帯”と言われており、昼間や夕方に広告を見たり、検索をしたりして興味を持った商品を購入するユーザーが多く、このモバイルユーザーの行動パターンについても理解しておく必要があるだろう。〔参照:「モバイルSEM」(サーチテリア 中橋義博)〕また、メールに関しては「早朝」に利用するユーザーの割合が高いことから、20代の働く女性に比べ、10代の女性ユーザーは比較的にゆとりのある早朝をメールとともに過ごしているのかもしれない。
Q2では、メールの送受信数や月々の携帯電話にかかる料金など、ユーザーの利用度数に関する6つの項目について伺った。
まずはメールの送受信数についてだが、受信数で最も回答が集まったのは「10通以上〜20通未満」と「50通以上〜100通未満」で19.8%。 次いで「20通以上〜30通未満」の15.8%と続いている。
送信数については、「10通以上〜20通未満」の回答が最も多く22.8%。次いで、「5通以上〜10通未満」の16.3%、そして「50通以上〜100通未満」の14.8%と続いている。
携帯電話の利用金額では、「5,000円以上〜7,500円未満」という回答が最も多く36.3%。そして「7,500円以上〜10,000円未満」の26.5%と続いている。 また、20代の女性については「5,000円未満」というユーザーはわずか8%だったが、10代の女性では12.5%も存在しており、携帯の利用金額には10代と20代の女性で差があることがわかる。
電話帳の登録件数では、「100件以上〜200件未満」というユーザーが最も多く38.3%となっており、次いで「50件以上〜100件未満」の30.7%と続く結果となった。
最後にメールや電話を頻繁にする友達の人数についてだが、両者(メールと電話)には顕著な違いが現れている。 メールで最も回答が多かったのは、「5〜9人」で38.8%、次いで「10人以上」の16.1%となっており、54.9%のユーザーは5人以上の友達と頻繁にメールをしていることがわかる。
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