住友信託銀行は、指紋認証機能などを備えセキュリティに配慮した外勤用携帯端末を、2005年3月中に全支店に導入する。住友信託銀行と、システム開発に協力したイーシステムおよびエブリパス・ジャパンの3社が2月22日に明らかにしたもの。「指紋認証機能を備えた外勤端末の全店導入は、国内初の事例」(3社)
導入される端末は、外勤担当者が訪問先で営業活動を行うときに使われる。顧客の個人情報が内部に保存されているが、指紋認証などのセキュリティ機能を備えているので、紛失・盗難時に第三者への情報漏えいは起こらないという。
システムは、エブリパス・ジャパンのモバイルソリューション「Everypath MTA Platform」をベースに開発した。ログイン時の指紋認証、データ自動消滅、ダウンロードデータ暗号化などのセキュリティ機能があり、2005年4月施行予定の個人情報保護法に対応している。
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