Appleは6月8日、新たに「iPhone 4」を日本でも6月24日に発売すると発表した。これは、サンフランシスコで開催中の開発者会議「Worldwide Developers Conference(WWDC)」の基調講演で明らかにしたもの。米国と同時に、日本、英国、ドイツ、フランスの5カ国で販売する。
アップルジャパンのウェブサイトでもすでにiPhone 4の詳細が紹介されている。6月15日より予約を開始するとしており、iPhoneの最新情報を通知するためのメールアドレスの登録も受け付けている。
WWDCでの発表によれば、最新のiPhone 4に加えて従来の「iPhone 3GS」も併売するとしており、米国での価格は「iPhone 3GS 8GB」が99ドル、「iPhone 4 16GB」が199ドル、「iPhone 4 32GB」が299ドル。日本で販売する通信キャリアや価格に関しては、まだ明らかにされていない。
iPhone 4はデザインを一新。厚さ9.3mmの薄型ボディで、エッジにはステンレスが使われているという。重さは137g。カラーはホワイトまたはブラックの2色。アップル純正のバンパー「Bumpers for iPhone 4」が用意され、6色の中から好きな色を選び、iPhone 4のエッジに装着できる。
大幅に解像度をアップし、960×640ピクセルで326ppiの解像度を持つ「Retinaディスプレイ」を搭載。さらに、HDビデオ撮影やマルチタスキング、ビデオ通話なども対応している。
なお、WWDCでは、iPhone 4とともに新OSも発表された。iPhoneだけでなく、iPadでもiPhone OSを採用していることから、iPhone OSを「iOS」へと名称を変更。最新の「iOS4」は、6月21日より無料ソフトウェアアップデートで配布するとしている。
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