Sprint Nextelはようやく、「iPhone」を手に入れるのかもしれない。
The Wall Street Journal(WSJ)は匿名の情報源の話として、Verizon WirelessとAT&Tに加え、米国第3位の通信キャリアであるSprint Nextelが2011年10月中旬に「iPhone 5」の販売を開始すると報じた。
iPhoneの販売権を手にすることは、Sprintにとって大きな勝利を意味する。上位の競合2社に後れを取っているSprintだが、iPhoneを販売すれば比較的対等の立場になるからだ。Verizonが2011年にiPhoneの販売を開始するまで、AT&TがiPhoneを独占的に扱い、このことはAT&Tにとって大きな優位性となっていた。AT&TとVerizonは、超人気機種であるiPhoneの提供を開始して以降、契約者数を大幅に伸ばしている。
一方、Appleにとっては、iPhoneの販路が増えることになる。さらにAT&Tが予定しているT-Mobile USAの買収が完了すれば、iPhoneは米国の主要通信事業者すべてで扱われることになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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