電話を自動録音してクラウドに保存できる「通話レコーダー Pro」

アプリ名:通話レコーダー Pro(ver.3.68)
金額:569円(5月7日時点)
カテゴリ:ツール
開発:Appliqato(Appstar Solutions)
使用端末:Xperia Z
おすすめ度:★★★★☆

 「通話レコーダー」は、スマートフォンの通話を録音して保存できるアプリだ。番号を指定しての自動録音や、GoogleドライブもしくはDropboxに音声データをアップロードできるなどの多機能ぶりが特徴だ。

 このアプリをインストールして設定を完了させると、電話の発着信時に自動的に起動し、通話を録音するようになる。録音の対象となるのはすべての番号、指定した番号のみ、または連絡先に存在しない番号のみからニーズに合わせて選択できる。

 録音したデータは条件設定に応じて保存され、さらにGoogleドライブもしくはDropboxにアップロードすることもできる。すべてを「自動」に設定した場合、着信した電話を録音、保存し、さらにクラウドサービスにアップするところまで自動的に行えてしまう。保存が完了したデータにはアイコンが表示されるので、ステータスの判別もつきやすい。

  • 「受信箱」には直近の音声データが最大40件まで表示される

  • 「保存済み」には保存が完了した音声データが表示される。クラウドへもアップロードされたファイルは雲アイコンが表示される

  • 個々の音声データをタップすると、再生や削除のほか、未保存のデータについては保存の処理を実行できる

 これら録音や保存のステータスは通知バーに表示されるので、きちんと保存できているかが分かりやすい。もちろんその場で再生できるほか、アプリ自体の共有機能を使って録音データをメールで送ったり、ほかのクラウドサービスに手動で保存することもできるなど、活用の幅は広い。

 アプリの性質上、特定のAndroid端末と組み合わせてきちんと録音できるかどうかの相性は少なからずあるが、頻繁に更新されており、ユーザー数の多さから動作確認の情報が得やすいのは競合アプリと比較した場合の強みだ。購入前に動作確認するための無料版も用意されているので、まずはそちらで試してみるのがよいだろう。

  • クラウドへの保存は手動もしくは自動で行える。これは手動で保存処理をしているところ

  • 設定画面。GoogleドライブまたはDropboxとの連携設定はここから行う。音声データのファイル形式は3gp、amr、wavから選択できる

  • Dropboxの連携設定画面。自動保存のほか、手動での同期処理にも対応する

  • 録音中などのステータスは通知バーに表示されるので失敗も少ない

  • どの通話先を無視するか、自動保存するかが設定できる。録音完了後に次の処理を尋ねる画面を表示することも可能

  • 録音対象を選択する画面。ここでは連絡先に登録されている相手は録音の対象から外すよう設定している

>>「通話レコーダー Pro」のダウンロードはこちらから

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