パイオニア株式会社
2023年12月13日
報 道 資 料
パイオニア株式会社は、Microsoft Corporation(以下、マイクロソフト)の生成AIサービス「Azure OpenAI Service」を活用し、自社製品・サービスのユーザーエクスペリエンス(UX)向上に向けた取り組みを推進します。
この取り組みは、生成AIがもたらす新たな可能性を探ることを目的に、2023年4月より当社が展開している車載機器やスマートフォン用アプリを用いて「Azure OpenAI Service」を活用した技術検証を実施。今後のモビリティ領域の製品への生成AIの実装、および API サービスとしての提供の可能性を検証します。
<技術検証例>
1. スマートフォン専用カーナビアプリ
当社が保有する高度なルーティング技術と走行履歴データを活用したナビゲーション機能を提供するアプリ「COCCHi(コッチ)」を用いて、より高度な検索機能と直感的なUI/UXの実現に向け、生成AI技術を活用した技術検証を行っています。
「COCCHi」について: リンク
2. バイク用音声ナビ
バイク用に最適化されたナビゲーションとツーリング情報を提供するアプリ「MOTTO GO」を用いて、音声による自然な対話を通じたサポートの実現に向け、生成AI技術を活用した技術検証を行っています。
「MOTTO GO」β版について: リンク
3. エッジクラウド型車載器
通信型ドライブレコーダーやスマート音声ナビなど先進的な機能を持つエッジクラウド型車載器「NP1」を用いて、生成AI技術を活用した、運転中の利便性と安全性を高める、より自然で高度なAIアシスタントに関する技術検証を行っています。
「NP1」について: リンク
当社は、製品・サービスの機能と品質を向上させるため、マイクロソフトと連携して「Azure OpenAI Service」のポテンシャルを最大限に活かし、当社独自のロジックと組み合わせることにより、モビリティ領域での活用を広げていきます。
本取り組みについて、12月13日にマイクロソフトが開催する Microsoft Ignite Japan (大阪)内で紹介するほか、同日、同社のMicrosoft AI Co-Innovation Lab (神戸)においてデモ端末の展示およびデモンストレーションを行います。また、2024年1月9日(米国時間)から 米国 ラスベガスで開催される CES 2024の当社ブース にも展示する予定です。
「Microsoft Ignite Japan」について:
リンク
パイオニア株式会社 常務執行役員 モビリティサービスカンパニーCEO 細井智:
「私たちは生成AIがもたらす価値が 私たちが目指す先進的かつ革新的な製品・サービスを創出する上で不可欠なもので、パイオニア製品・サービスの可能性を新たな次元へと拡張することができるものと信じています。この度の取り組みでは、マイクロソフト様の日本およびグローバルでの協力により、技術検証を行ってきました。今回の Azure OpenAI Serviceのように、これからも当社のモビリティ領域の知見と技術を組み合わせ、お客様に最高の体験を提供し続けてまいります」
日本マイクロソフト株式会社 セールスイネーブル&オペレーションズ Azure GTM 本部 業務執行役員 統括本部長 上原正太郎氏 :
「この度の実証実験はパイオニア様と日本マイクロソフト、米国マイクロソフトによる強固な連携のもと実施してまいりました。日本に新たに開設したMicrosoft AI Co-Innovation Lab での米国マイクロソフトの技術支援のもと、Azure Open AI Service をはじめとしたMicrosoft Azureが提供する革新的な生成AIサービスがパイオニア様の製品・サービスの革新に貢献し、近い将来世の中の多くの個人がパイオニア様のサービスを実際に利用できるようになることを心から楽しみにしております」
*Microsoft、Azureは、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
*記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
プレスリリース提供:PR TIMES リンク
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