2023年10月のウイルスレビュー

Dr.Webアンチウイルスの検出統計によると、2023年10月に検出された脅威の合計数は9月と比較して49.73%減少し、一方でユニークな脅威の数は12.50%増加しました。最も多く検出された脅威は引き続きアドウェア型トロイの木馬およびアドウェアプログラムとなっています。メールトラフィック内でも9月と同様に、悪意のあるスクリプト、フィッシング攻撃に使用されるドキュメント、Microsoft Officeドキュメントの脆弱性を悪用するソフトウェアが最も多く検出されました。

###

10月にDoctor Webテクニカルサポートサービスに寄せられた、ランサムウェアによって暗号化されたファイルの復号化リクエスト数は前月と比較して11.48%増加しています。最も多く拡散された暗号化ランサムウェアは Trojan.Encoder.26996 で、インシデント全体の22.54%を占めていました。次いで Trojan.Encoder.3953 (15.49%)が2位につけ、 Trojan.Encoder.35534 (7.51%)が3位となっています。

Google Playでは数十もの悪意のあるアプリが発見され、それらの中にはAndroidデバイスをプロキシサーバーに変えるトロイの木馬や、詐欺目的でサイバー犯罪者に使用される偽アプリが含まれていました。

10月の主な傾向
検出された脅威の合計数が減少
ランサムウェアに暗号化されたファイルの復号化リクエスト数が増加
Google Playに新たな悪意のあるアプリが多数出現

詳細は以下をご覧ください。
リンク

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]