~デバイス情報の登録のみで容易に組織のセキュリティリスクを可視化し、リスク管理を支援~
■背景
製造業のDX推進による工場内のデータの利活用や公共インフラにおけるリモート保守のためのOT/IoTデバイス、リモートワークの浸透によるSSL-VPNのようなネットワークデバイスなど、企業においてOT/IoT/ネットワークデバイスの導入がますます進んでいます。
昨今、これらのデバイスの脆弱性を起因としたランサムウェアなどサイバー攻撃による被害が増加しています。パッチ適用などの対処をすべき脆弱性が放置されていることが原因ですが、管理すべきデバイスが増える一方、セキュリティ担当者を十分に確保できない組織においては、それら膨大な数のデバイスや脆弱性を1つ1つ継続的に管理することは容易ではありません。管理すべき拠点が国内だけでなく海外にも及ぶ場合、その管理はより困難となります。
■DeviceTotal概要
DeviceTotalは、ユーザーが把握しているOT/IoT/ネットワークデバイスの「ベンダ名・ハードウェア種別・ファームウェアバージョン」の3種類の情報をAPIやCSVファイルで登録するだけで、脆弱性などのリスクを可視化できるプラットフォームです。デバイス単位だけでなく、拠点や組織単位でリスクをスコアリングすることで組織が潜在的に抱えるリスクを容易に可視化し、組織全体の継続的なセキュリティリスク管理を実現します。これにより、優先してパッチ適用などの対処をすべきデバイスや拠点を把握することができ、少ない工数で効率的にデバイスのセキュリティ対策が可能です。
<DeviceTotalの特徴>
・ネットワーク構成変更やエージェント導入が不要
・各デバイス、拠点、組織の3階層でリスクスコアを表示し、自社組織内の相対的なセキュリティリスクの比較や対策検討が可能に
・ファームウェアバージョンが不明な場合もリスクスコアリングが可能(ワーストケースで算出)
・脆弱性修正のためのパッチ適用時、最新バージョン以外でも修正が可能なバージョンを推奨
本発表にあたり、Arcsaber Ltd. Founder & CEOであるDr. Carmit Yadin氏は次のように述べています。
「IoTやOTを標的としたサイバー脅威の著しい増加に鑑み、業界のリーダーとして名高い株式会社マクニカと手を組むことになりました。この協業によって、サイバー攻撃に対する積極的な対策を講じ、組織を保護し、日本市場全体のサイバー攻撃への耐性を高めることを目指します。私たちのパートナーシップは、IoTとOTの領域で進化するサイバー脅威に対する防御を強化すると確信しています。」
マクニカは、CPSセキュリティ事業として、OT/IoTセキュリティ対策のための幅広い製品・サービスを提供しています。本代理店契約のリリースの他、重要インフラや製造業の企業向けのCPSセキュリティ製品やサービスの更なる拡充も予定しています。今後もお客様の課題に丁寧に向き合い、最適なソリューションを提供することで、日本企業のセキュリティ強化を支援していきます。
*OT:Operational Technology(工場やプラントなどの制御システムやその技術)
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株式会社マクニカ DeviceTotal担当
E-mail:devicetotal-sales@macnica.co.jp
※本文中に記載の社名及び製品名は、株式会社マクニカおよび各社の商標または登録商標です。
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