北海道大学工学部に設置された360°VR シアターでの利用に特化した、あらゆるVR動画を専門技術を使うことなく教育及び学習VR体験として提供可能
キャスタリア株式会社(代表取締役:山脇智志、本店:長野県塩尻市 東京本社:東京都港区 以下「キャスタリア」)は、 バーチャル環境での学習を実現する汎用型LMSであるGOOCUS360(β版)を3月16日に北海道大学定例記者会見において発表しました。VR動画の専門ソフトや編集技術を必要とせずに、あらゆるVR動画にテキストやクイズなどを付け加えることができます。近未来における新たな学習体験を誰でも簡単に実現できることを目指します。
GOOCUS360は同社のモバイルラーニングプラットフォームGOOCUSをベースにVR環境での利用に最適化、北海道大学大学院工学研究院川村洋平教授及び資源マネージメント研究室との共同開発を行いました。
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■GOOCUS360開発の背景
GOOCUS360はキャスタリアが北海道大学大学工学研究院の川村洋平教授と共同開発したバーチャル体験型学習システムです。キャスタリアのモバイルラーニングプラットフォームGOOCUSを川村教授が開発した360度VRシアターでの利用に最適化。大きな特徴として従来のVRグラスを必要としないので小学生などでも利用可能、まるで教室のように集団での体験、またGOOCUS360によるクイズやテキストの表示などによる理解の促進を進められます。クイズを参加者みんなで答えるような体験によって、特に子どもたちに世界の様々な社会課題を現場にいるように体験してもらい、体験を通しての学習につなげていくことを目指します。
北海道大学工学部360°VR シアターは現在は一般公開はしておりませんが、今後は日時を限定しての利用体験を行っていく予定です。
将来的にはHMDでのVR環境での利用にも拡大していく予定です。
■360°VR シアター:日本初のフィールド科学体験 VR シアター
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北海道大学工学部360°VR シアターは直径 8m、高さ 2.4mの円筒型のシアターで あり、多人数が同時に3D 立体視によるフィールドの没入体験が可能な設備となります。
フィールド科学の現場は地中(鉱山)、水中、宇宙、森林等であり、容易に体験することができませ ん。当該分野に強みを持つ北海道大学では、教育の一環としてこれらの現場を体験できる方法論を模索してきました。その第一弾としてヘッドマウントディスプレイ(HMD)による仮想体験を試験実施してきましたが、個人使用の制限から十分な教育効果が得られないという問題がありました。つまり、 現場の状況を側で説明するガイドの役割が非常に重要であるということが言えます。 そこで今回リリースした 360°VR シアターの設計・建築に至りました。当該シアターは個の制限 から解放されグループ(最大で 10 名程度)での体験の共有が可能となりました。フィールド科学を 360°立体視で、しかもグループで仮想体験できる設備は、我が国では初の試みとなります。
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上部に配置された6台のプロジェクターからスクリーンに360°の映像投影。立体映像の投影が可能で、より没入感のあるVR体験が可能
資源マネージメント研究室
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■Goocus(グーカス)について
キャスタリアが開発するモバイルラーニングプラットフォームです。スマートフォンを中心にした「学習の継続性」を開発の主軸に置き、「ソーシャルラーニング」「学習の可視化」「ゲーミフィケーション」の三つを追求して、いかにして学習を日常的なものにしていけるのかを研究しています。
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■キャスタリア について
キャスタリア株式会社は、教育事業に特化したテクノロジー企業です。複雑かつ多様に変化する社会の中で、個人や組織がより効率的に学習できるよう最先端のテクノロジーを用いて学習ツールを開発、提供しています。
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プレスリリース提供:PR TIMES リンク
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