【家族類型×世代で、そこに住む家族像が見えてくる】「SMART Census」第1弾、『ライフステージマトリクス』をリリース

~国勢調査2020(メッシュ速報版)の提供も開始~

技研商事インターナショナル株式会社(名古屋本社:愛知県名古屋市、東京本社:東京都新宿区、代表取締役:小嶌智海、以下当社)は、より精緻な商圏把握に役立つよう様々な統計データを最適化した「SMART Census(スマートセンサス)」第1弾を、2023年1月10日(火)よりリリースいたします。
また、2020年国勢調査(メッシュ速報版)も2022年12月より提供を開始しております。

なお、「SMART Census」は、お客様のニーズを捉えながら今後もラインナップの幅を広げていき、より精緻で高度な商圏分析・エリアマーケティングを支援してまいります。




統計データを応用し、リアルな地域特性を浮彫りにする「SMART Census」

国勢調査等の公的統計は、国内最大級・最高精度のリサーチデータですが、収録データ項目は必ずしも市場調査、地域分析、エリアマーケティング向けに最適化されたものではありません。生活者の価値観、ライフスタイルの多様化を受け、より精緻で具体的な地域・商圏理解の重要性が高まるなか、公的統計等の様々なデータを企業にとって有益なデータへと最適化(スマートデータ化)することが求められています。

当社は30年を超える小地域統計データ「GEO DATA」の開発で培ったノウハウを活かし、この度、独自技術を用いて国勢調査のスマートデータ化を実現。統計データでは分からない指標を独自開発し、「SMART Census」として提供する運びとなりました。まずは第1弾として、IPF法等を活用し“家族類型”と“年代(世帯主年齢)”をクロスして把握できる小地域推計データ「ライフステージマトリクス」の提供を開始いたします。

ライフステージマトリクスの活用により、単に「単身世帯が多いエリア」という情報ではなく、「単身の若い世代が多い」や「単身のシニア世代が多い」といったよりリアルな把握が可能になり、実務で役立つマーケティング指標として応用できるようになります。

〇 ライフステージマトリクス可視化例 
豊洲駅と高田馬場駅、高島平駅、それぞれ半径500m圏内の居住者のライフステージマトリクスを、当社GIS(地図情報システム)「MarketAnalyzer™ 5」で可視化しました。(下記図は分析イメージです)

(豊洲駅)

[画像1: リンク ]

「夫婦と子供の世帯」の多さだけでは、子育て真っ盛りの世帯が多いのか、子供が巣立つ前の世帯が多いのかが見えにくいが、世代とクロスすることで、豊洲は前者のニューファミリー構造だと分かる。


(高田馬場駅)

[画像2: リンク ]

「単身世帯が多い」という情報だけでは、どんな街か見えにくいが、ライフサイクルマトリクスだと、20~30代の単身世帯が多いと分かり、学生や新社会人が多く住むエリアであることが見て取れる。


(高島平駅)

[画像3: リンク ]

高島平は公団住宅が多いことからシニアが多い印象を受けがちだが、若い単身層や子育てファミリー等、混在しているエリアであることが見て取れる。


〇 SMART Censusの独自指標:家族類型×年代(世帯主年齢)について

[画像4: リンク ]

(スマートセンサスのコア技術)
マイクロシミュレーションモデル
IPF法/IDW法/CO法
網羅率の向上技術等

(取得済の特許)
第6317940号(高精度小地域シミュレーションシステム)
第6411148号(品目別消費支出シミュレーションシステム)



国勢調査2020(メッシュ速報版)データ概要

国勢調査は、総務省が5年ごとに調査する、国内に住む全ての人や世帯を対象にした最も基礎的かつ最大の統計データで、国や自治体の行政をはじめ、民間企業や研究機関で広く活用されています。年齢・性別・住宅関連をはじめ約250項目を有し、その集計結果は日本のマーケット分析に必須のデータとなります。

当社では、2022年4月にいちはやく町丁目版をリリースしていますが、GIS(地図情報システム)における統計データ活用においてはメッシュ地図も幅広く活用されているため、この度、国勢調査2020(メッシュ速報版)をリリースしました。


〇 地図上への可視化例
2020年と2015年での、国勢調査における「総人口」、「15歳未満人口」、「15-64歳人口」、「65歳以上人口」、「外国人」それぞれの増減率を、当社GIS(地図情報システム)「MarketAnalyzer™ 5」にて可視化した例です。
※画像は、「15歳未満人口」のサンプルです。

(1都3県エリア)                           

[画像5: リンク ]

1都3県では、都心部を中心に人口が増えていることがわかる。
年齢別でみると若年層・労働力人口は都心部中心に増えているが、老年層は郊外が増えており、都心部の活性化・郊外の衰退が見て取れる。都心部でも新宿近辺は外国人を含め全体の年齢層で減少が見られる。

▼可視化データ:リンク 


(関西エリア)

[画像6: リンク ]

大阪では市内で全年齢層と外国人が増え郊外の老齢層が減少している。
京都は若年・労働力人口が減少し老齢層が増加し首都圏郊外のような状態。
神戸は三宮近辺のみ若年・労働力人口が増え老齢層が減少その周りでは逆の状態。

▼可視化データ:リンク



無償提供版のGIS(分析ツール)に搭載し、トライアル環境を提供

当社で現在実施しているGIS「MarketAnalyzer™ 5」無償提供キャンペーンでも、SMART Censusおよび国勢調査2020(メッシュ速報版)をお試しいただけます。

▶キャンペーン詳細:リンク



「SMART Census」無償トライアルについて(当社GISユーザー向け)

「SMART Census」の活用メリットを、より多くの方に実感していただけるよう、当社GIS「MarketAnalyzer™ 5」をご契約のユーザー様へも「SMART Census」の無償トライアルを実施いたします。
お気軽にお問合せください。

(お問い合わせ先)
TEL:03-5362-3955     
お問い合わせフォーム:リンク



当社GIS 「MarketAnalyzer™ 5」について

高度で探索的な分析を可能とする商圏分析・エリアマーケティング用のGISで、国内2,000社以上の導入実績があります。オンプレミス版やクラウド版など様々なラインナップを用意。エリアごとの居住者属性のセグメントを知ることができる「c-japan(R)」を利用すれば、地図上に人口、世帯、消費、年収などの統計データを重ね、店舗商圏のマーケットボリュームやターゲット分布を瞬時に把握することができるといった特長があります。

▶製品Webページ:リンク



当社について

マーケティング向けデータ分析ツールの提供・運用支援を通じ、マーケティングデータ領域のエコシステム構築を進めることで、企業のデータに立脚した事業推進をサポートします。

商圏分析、エリアマーケティング向けGIS (地図情報システム)の提供
・商圏分析/エリアマーケティング用GIS「MarketAnalyzer™ 5」
・GPS位置情報データを搭載したクラウドGIS「KDDI Location Analyzer」他

蓄積した分析データ・ノウハウの提供
・データ・API・GISエンジンの提供を通じたデータ戦略高度化の支援
・インストアの来訪者検知の仕組みの構築
・デジタル広告のセグメントの高度化

[会社概要]
会社名:技研商事インターナショナル株式会社
代表者:代表取締役 小嶌 智海
所在地:名古屋本社:愛知県名古屋市東区主税町2-30 GSIビル
    東京本社 :東京都新宿区新宿2-1-12 PMO新宿御苑前 7F
設立 :1976年1月
資本金:231,125,000円
URL : リンク

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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