【京都水族館】「脱炭素化」と「環境配慮」の取り組みを推進 使用するすべての電力を100%再エネ由来で運営


京都水族館(所在地:京都市下京区、館長:松本 克彦)は、このたび、当館で使用するすべての電力を100%再生可能エネルギー由来で調達しますのでお知らせします。

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クラゲ展示エリア「GURURI」




当館は2012年の開業以来、「水と共につながる、いのち。」をコンセプトとし、環境配慮に向けた取り組みを推進しています。CO2削減に向け、国内で初めて※1水槽内の水の完全人工海水※2の実現、施設内照明のLED化や太陽光発電システム(イルカスタジアムの屋根部分に設置)の採用など、環境に配慮した運営をおこなっています。また、ミュージムショップやカフェで使用するプラスチック包材や袋の削減、地球環境やいのちの大切さについて未来を担うこどもたちに伝える活動「AQTION!(アクション)」※3などにも継続して取り組んでいます。

このたびの施設の実質再エネ化は、関西電力株式会社(所在地:大阪市北区、社長:森 望)よりトラッキング付きの非化石証書付き※4電力を調達することで実現します。この切り替えにより、CO2削減量は年間約1,700t※5を見込みます。

京都水族館を運営するオリックス不動産株式会社(本社:東京都港区、社長:深谷 敏成)は、オリックスグループが制定した「オリックスグループ サステナビリティポリシー」※6に基づき、2021年12月、「脱炭素化」「環境配慮」「安全・安心・快適性」「地域共生」の四つを重点テーマにさまざまな取り組みを推進しています。

京都水族館は、今後も環境に配慮した取り組みを積極的に進めてまいります。

※1 国内初は京都水族館。次いで国内2番目はすみだ水族館(リンク )。オリックス水族館(株)調べ。
※2 淡水は除く。
※3 2021年12月20日付プレスリリース:未来の地球にバトンをつなぐ活動「AQTION!(アクション)」(リンク
※4 再生可能エネルギー等の非化石電源由来の電気が有する「非化石価値(環境価値)」が証書化され、発電所所在地等の属性情報(トラッキング情報)が付与されたもの。
※5 2021年5月~2022年4月の使用実績に基づく
※6 オリックスグループ サステナビリティポリシー(リンク



1. 本取り組みの概要
電力切り替え日:2022年10月1日(土)
対象施設:京都水族館
CO2削減量:1,709t/年(見込み)
※契約者は、オリックス不動産株式会社となります。

2. 京都水族館のサステナビリティの取り組みについて
・完全人工海水


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「京の海」大水槽



京都水族館は、人工海水製造システムにより、国内で初めて水槽内の水の完全人工海水を実現しました。内陸型の水族館の課題であった、大型車両による海水運搬時に発生するCO2の発生を抑え、さらに年間を通して一定の水質を維持することが可能になりました。

・展示水槽の照明をLED化
展示水槽に使用する照明をすべてLED化し、エネルギー使用量を削減しています。

・エネルギーの最適化
BEMS※を導入し、館内すべての設備のエネルギー量の最適化を実施しています。また、太陽光発電や雨水再利用等により、再生可能エネルギーを活用しています。
※Building and Energy Management System、ITを利用して業務用ビルの照明や空調などを制御し、最適なエネルギー管理を行うビル・エネルギー管理システム。

・プラスチックごみの削減
2019年より館内のカフェで使用するプラスチックストローを廃止し、紙ストローを使用しています。ショップではビニール袋から紙袋へ、カフェではプラスチックコップから紙コップへの切り替えなど、環境配慮型資材の採用を順次実現しています。

・「AQTION!」の取り組み
「AQTION!(アクション)」は、水族館から見える課題に対して、水族館としてできるアプローチを地域社会やこどもたちとともに、未来へ向けて取り組む活動です。水族館のいきものたちを間近に感じることが地球環境やいのちの大切さを思うきっかけとなるような、さまざまなプログラムを展開しています。

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里山教室 いきもの観察のようす(イメージ)


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