日本の美を再解釈し 約4,400個の自社製品をアップサイクルした地球環境と社員に配慮した新たな美の創造拠点
世界最大の化粧品会社ロレアルグループの日本法人である日本ロレアル株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ジャン-ピエール・シャリトン)は、新宿本社オフィスを改装し、ハイブリッド勤務を前提とする地球環境と社員の持続可能性に配慮した新オフィス「ビューティーバレー」での事業を開始しました。
世界をつき動かすような美の創造」をパーパス(存在意義)として掲げるロレアルは、1963年日本で事業を開始。2006年に新宿パークタワーへ本社を移転し、今回初となる大規模改装を行いました。「縁-EN-」というコンセプトのもと「ビューティーバレー」と名付けられた改装後のオフィスは、日本という国、お客様、お取引先各位、社員との「縁」をつなぐ美が生まれる場所にしたいという想いが込められています。
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美とは、ロレアルにとって事業そのものであるのみならず、多様性、公正さ、包摂性の尊重、サステナビリティや女性のエンパワーメントへの取り組み、イノベーションなども含みます。
当社グループのなかで、日本は戦略的なイノベーション創造拠点のひとつです。世界第3位の化粧品市場であり、優れた美の審査眼をもつ消費者がいる日本はインスピレーションの源です。そんな日本支社のオフィスだからこそ、四季(春夏秋冬)というデザインテーマや、日本のクラフトマンシップによる家具や装飾など日本の美を取り入れています。またアイシャドウやファンデーション、リップなど約60種類・約4,400個の廃棄前の自社製品をアップサイクルし、塗料や照明のシェード、タイルなどに活用。持続可能な美も追求するとともに、店頭と同様の製品ディスプレイ什器を設置するなどロレアルの美を余すことなく表現しています。
機能面ではハイブリッド勤務を大前提とし、ABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)を盛り込み、生産性と効率性の向上を目指しています。当社ではチームこそがヒーローであり、オフィスはチームが創造的な仕事をする最適な拠点です。個人が起業家精神や俊敏性を持ち仕事に取り組めてこそ、チームを強くすると信じ、週3日以上のオフィス勤務・週2日以内の在宅勤務を推奨。社員の自立性と多様性を重視する新しい働き方「ベスト・オブ・ボース(Best of Both)」として推進します。各職務に適した業務スペースを配置し、デジタル時代に対応したライブストリーミング専用室も新設。オフィス内の回遊性を向上させ、空間が垣根なく繋がる開放的なつくりとしたほか、屋内グリーンや調光機能付きのLED照明を配置し、社員のウェルビーイングにも配慮しています。
日本ロレアルが新オフィスに取り入れた5つの「縁-EN-」は下記の通りです。
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日本ロレアルの代表取締役社長であるジャン-ピエール・シャリトンは次の通り述べています。
「日本ロレアルの新しいオフィスは、『縁』というコンセプトのもと、大きく3つの考えをもとに刷新されました。1つ目は、私たちが創業当時から捧げている「美」、日本ロレアルが持つブランドの美を称えることです。2つ目は、四季という日本の美を表現し、日本という国を称えること。そして3つ目は、コラボレーション、クリエイティビティ、人との繋がり、共に在り共に祝うこと――私たちがオフィスという拠点で実現したいと考えていることを称えることです。さらにオフィスは光や音、素材などの細部にまでこだわり、エネルギー効率や廃棄物管理を保証するサステナブルなオフィスの国際認証であるLEED基準に沿って設計されています。社員の福利厚生もこのプロジェクトの中心的な要素です。日本ロレアルは、この新しい美の創造拠点から、日本をそして世界をつき動かすような美の創造にまい進してまいります」
日本ロレアルについて リンク
ロレアルは 1963 年から日本で事業を開始し、1996 年に日本法人である日本ロレアル株式会社が設立されました。 2021 年末時点 での社員数は、2,270 人、2021 年 12月現在の取り扱いブランドは 18 です。化粧品の輸入、製造、販売、マーケティングを行っています。日本はロレアルグループのなかで戦略的拠点のひとつであり、マーケティングならびに営業拠点のほか、研究開発所(日本ロレアル リサーチ&イノベーションセンター)と製造工場(株式会社コスメロール)とシュウ ウエムラとタカミの2つのブランドの本社組織(商品企画やグローバル展開施策を策定する組織)を有しています。
プレスリリース提供:PR TIMES リンク
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