AI・DXコンサルティング事業を行うNousLagus株式会社、THESEEDなどから総額2,300万円の資金調達を実施

NousLagus株式会社 2022年05月17日 17時51分
From PR TIMES

AI・DXコンサルティング事業を行うNousLagus株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役社長 CEO:守屋 恵美、以下「当社」)は、THESEEDCAPITAL2号投資事業有限責任組合を引受先とする第三者割当増資および株式会社日本政策金融公庫からの融資により、総額2,300万円の資金調達を行いましたので、お知らせします。これらの資金により、中小企業などにおけるデータ活用をさらに促進することで、企業価値の向上に向けて支援することを目指します。



[画像1: リンク ]


■当社設立背景について
昨今、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、テレワークをはじめとした働き方の多様化などが進んだことを背景に、各事業会社においては、AI(人工知能)やデータを活用した、より効率的な経営や事業運営が求められており、多様なAIシステムやクラウドサービス、RPA製品(ロボティック・プロセス・オートメーション)などの中から、自社の事業や各部署の業務内容に最適なソリューションを導入するニーズが高まっています。
まずは、現場の業務効率化に最適なソリューションの要件を整理するために、各現場で日々取り扱っている業務データや、各現場の課題をまとめる必要がありますが、さまざまな部署にまたがる業務データを統合的に管理している事業会社は少なく、各部署へヒアリングして情報収集する必要があるため、膨大な手間と時間がかかることが課題となっています。こうした背景により、必要なソリューションの要件を定義するための、社内データの収集・整理をDX(デジタルトランスフォーメーション)することが重要になっています。

当社は、そうした課題の解決に貢献すべく、「きれいなデータであふれた社会に」をビジョンとして掲げ、IT・通信企業のデータアナリストやAIエンジニアなどが集まり、2021年2月に設立した会社です。主に、事業会社などに向けて、ソリューションを発注する際に必要な社内の情報をヒアリングするための質問項目をAIが提案・サポートするサービス「キクメモ」や、社内でのヒアリング結果などを基に、具体的なソリューションの要件定義をAIでサポートするサービス「デジタル要件定義さん」などの提供を行なっています。社内のあらゆるデータを取りまとめた上で、現場の業務内容に最適なソリューションの要件を自動で処理し、外部のベンダー・コンサルタントとの交渉や、ソリューションの導入、運用、管理がスムーズに進むよう支援しています。

<サービス提供イメージ>
[画像2: リンク ]

※サービスの詳細は、こちら(リンク)をご覧ください。

■今回の資金調達の背景と、今後の事業展開
近年データ活用は、企業価値の再建や向上を図る上で、期待や注目度が高まっています。しかしながら、多くの事業会社においては、社内のDX担当者と、現場の各部署間で意思疎通が取りきれず、最適なソリューションの実装までなかなか辿り着くことができない、または、AIやデータに関する高度な知識を持つ人材などの社内リソースが十分になく、導入の検討ができないという課題が存在しています。当社は、それらの問題を解決するために発足し、「キクメモ」をはじめとするAIやデータを活用したサービスの提供を通して、さまざまな事業会社にDX化のサポートを続け、このたび、当社のビジョンに賛同いただいた方々から出資していただきました。
当社は、今回の資金調達により下記の取り組みを加速することで、AIやデータに関する習熟度や理解度に関係なく、誰もがアプローチできる「開かれたデータ市場」の形成を目指します。

(1)中小企業がデータ活用を目的としたソリューション導入を検討する上で、社内ヒアリングや要件定義を効率化するAIサービスの利用を促進し、外部のコンサルティングにかかる費用や期間などを削減すること
(2)外部のコンサルタントや、社内のDX担当者の業務サポートツールの提供
(3)メタデータの管理やAIの責任・倫理問題など、データ活用における諸課題の統合的解決の促進

■代表取締役社長 CEO 守屋からのコメント
データやデジタルツールの利活用をはじめとするDX市場は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響などにより、年々拡大を続けています。世界的にAIやセキュリティ領域が隆盛し、データが企業の根幹を担う資産として注目を集める中、日本ではレガシーな産業構造や知識不足を背景に、データ活用が進んでいないのが現状です。デジタル庁の新設や新規助成金の設置に伴い、日本の中小企業において、AIやデータ活用の気運が高まる一方で、社内のIT技術部門と、現場の事業部門の連携不足が大きな課題となっています。データは概念的で、関係者間での認識合わせがしづらく、さらに、新旧多様なあらゆるシステム・ソフトウエアが存在するため、導入・運用する上での課題は多く、自社のみでデータ管理・活用を行うことは困難と言えます。
こうした課題を解決するために、社外のコンサルティングを通して、導入すべきソリューションの要件定義を行う需要が高まっており、当社は、中小企業に向けて、社内ヒアリング・要件定義ツールを活用したデータマネジメント事業に取り組んでいます。
中小企業数は日本企業のうち約99%を占めると言われ、そのうち年商10億円規模の中小企業数は約150万社にのぼります。こうした企業には、業務効率化や販路拡大に向けたデータ活用の可能性が多分に残されています。今後も当社は、ヒアリング・要件定義ツールを提供することにより、データ活用への導入機会を中小企業に提供し、データ活用層の拡大を図ります。
[画像3: リンク ]


■投資家からのコメント
(THE SEED、General Partner 廣澤 太紀氏)
昨今、各業界でDXがテーマになっています。各社がさまざまなデジタル技術の導入を進めていく中で、データの取得、利用、管理は大きな課題になっていくものと考えています。
データアナリストとしての守屋さんの経験を生かし、NousLagus株式会社がDXを通して企業成長を促す、欠かせない存在になることを期待しています。
[画像4: リンク ]

■会社概要
NousLagus株式会社は、「きれいなデータであふれた社会に」をビジョンとして掲げ、2021年2月に設立した会社です。主に、事業会社などに向けて、社内での業務・課題ヒアリングから、ソリューションを発注する際に必要な提案依頼書の作成までをAIでサポートするサービス「キクメモ」「デジタル要件定義さん」の提供などをはじめ、さまざまなAI・データコンサルティング事業を行なっています。
現場の業務内容に最適なソリューションの要件を自動で処理することで、ベンダーとの交渉や、ソリューションの導入時・導入後の運用・管理がスムーズに進むよう支援し、事業会社とベンダーをつなぐ架け橋として、事業会社のDX化・業務効率化に貢献することを目指しています。

社名:NousLagus株式会社
代表者:代表取締役社長 CEO 守屋 恵美
資本金:1510万円(資本準備金含む)
事業内容:AI・DXコンサルティング事業
所在地:東京都豊島区池袋2-36-1 池袋西口ポストC-63

■問い合わせ先
電話番号:050-3631-0580
問い合わせフォーム:
リンク

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]