2022年2月のウイルスレビュー

Dr.Webの統計によると、2022年2月に検出された脅威の合計数には前月と比較して42.2%の増加が認められ、一方でユニークな脅威の数は2.87%減少しています。検出された脅威の多くを依然としてアドウェアが占め、さまざまな種類のマルウェアとして拡散されました。メールトラフィック内では、フィッシングサイトなどのマルウェアが最も多く拡散されています。

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2月にDoctor Webテクニカルサポートサービスに寄せられた、ランサムウェアによって暗号化されたファイルの復号化リクエスト数は前月と比較して10.72%減少しています。最もアクティブな暗号化ランサムウェアは Trojan.Encoder.26996 で、リクエスト全体の四分の一近くを占めていました。

2月の主な傾向
マルウェア活動の増加
アドウェアが依然として最もアクティブな脅威の一つとなる

2月に最も多く検出された脅威:

Adware.SweetLabs.5
「Opencandy」などのアドウェアの作成者による、Windows GUIの代替アプリケーションストアとアドオンです。
Adware.Downware.19998
海賊版ソフトウェアのインストーラとして拡散されていることの多いアドウェアです。
Adware.OpenCandy.247
システムに他のソフトウェアをインストールするよう設計されたアプリケーションのファミリーです。

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