シンガポールのJOilはジャトロファ農園で世界初のゴールドスタンダード認証企業

Jatropha JOil Singapore Pte Limited 2022年03月08日 09時38分
From 共同通信PRワイヤー

AsiaNet 94842 (0534)

【シンガポール2022年3月7日PR Newswire=共同通信JBN】
*ガーナのプランテーションでNGO支援のゴールドスタンダード認証取得
*JOil専有ジャトロファ種は、バイオ燃料など持続可能な産業多用途向け高生産性の非食用作物
*2019年のISCCに次ぐ2番目の認証

シンガポールに本社を置くJatropha JOil Singapore Pte Limited(JOil)は、ガーナのジャトロファ(ナンヨウアブラギリ)プランテーション(農園)によって、世界一流の持続可能性認証ゴールドスタンダード(Gold Standard)(リンク )を獲得した最初の企業になった。ジャトロファの木は非食用で、バイオ燃料など環境に優しい各種産業用途の低酸素フットプリント原料の実をつける。

気候・開発プロジェクトでクラス最高の世界的認証で権威あるゴールドスタンダード(リンク )認証は、植林、森林再生、再砂漠化(ARR)プロジェクトで、ガーナのボノイースト州にあるJOilのジャトロファプランテーションに贈られた。WWFとその他の国際NGOが2003年、持続可能開発の最良事例基準として認証を開始して以来、これを達成した初めての企業である。

Temasek Holdings Limited、Tata International、Skyland Holdingsの合弁会社であるJOilは、持続可能なジャトロファ・バリューチェーン開発のパイオニアである。植栽品種研究に技術主導の手法、バイオレジン、バイオプラスティック、バイオキャンドルのような産業用途向けに下流応用技術を使っている。

上流開発の一環として、JOilは約6000ヘクタールにジャトロファを直接植え、推定1万4000人の小規模農家を通じて、約1万4000ヘクタールのジャトロファプランテーションを開設する。これは女性中心の推定1500人の農業雇用機会を生み出すとみられている。JOilはプランテーション全体をゴールドスタンダードかその他の適切な炭素認証基準の下に置く計画である。

JOilのSunny Verghese取締役会会長は「持続可能で低炭素排出の非食用作物として、ジャトロファは気候、自然、生活にプラス影響が大きい各種非食用用途の代替原料になる。ジャトロファの実のあらゆる部分は有効活用できる。例えば、ジャトロファバイオレジンは木材産業に使われて環境に害の大きいユリア樹脂の代わりになり、実の粉末は有機肥料に使用可能で、実の皮はバイオプラスティックとして使える。また、実の油はバイオ燃料など各種応用の原料にできる」と語った。

「JOilのジャトロファプランテーションは国連持続可能な開発目標(SDGs)の8、13、15項目達成に役立つ。ゴールドスタンダードのような国際的に名高い機関の認証は、JOilを持続可能なイノベーションの最前線に据える。この認証はJoiに高品質のカーボンクレジットをもたらし、われわれが地球から取り出したもの以上を戻す役に立つ」

JOilのVasanth Subramanian最高経営責任者(CEO)は「ゴールドスタンダード認証は、シンガポールの企業であるJOilにとって大きなマイルストーンである。それは持続可能なジャトロファのサプライチェーン製品を開拓し、急成長するグローバルバイオ経済に寄与するリーダーとしての地位を認定する」と述べた。

「この認証によって、われわれはプラス影響を最大化し、株主の利益を生み出しながら、人々と地球のために価値を追加し続ける。さらに、ISCC(国際持続可能性カーボン認証)、および今後の開発全てに適する炭素認証獲得にも努める」

ゴールドスタンダードはISEAL(国際社会環境認定表示連合)の準拠基準で、世界的に認められた効果的で信頼できる持続可能システムの枠組みであるISEAL適正実施基準を基に独自評価される。ゴールドスタンダード認証プロジェクトは厳格な審査を受け、以下を必要とする:

*3項目以上の持続可能な開発目標
*現地利害関係者との協議、ジェンダーに配慮したガイドライン
*環境、社会的セーフガード
*限定的なリスクと悪影響
*ゴールドスタンダードの幅広いNGOサポーターネットワークによる市民社会の支持

▽JOil(リンク )について
JOilはシンガポールに本社を置くTemasek Holdings Limited(シンガポール)、Tata Chemicals Ltd.(インド)、Wuthelam Holdings Pte. Ltd.(シンガポール)の合弁会社で、ジャトロファのパイオニアである。

JOilは持続可能なジャトロファ・バリューチェーンの創出を目指し、基本植物原料のR&D能力を活用し、独自技術による価値の高い産業用原料の非食用ソースとして、持続可能でカーボンポジティブなジャトロファプランテーションを開設し、それによって倫理的方法で環境とコミュニティーにプラスの影響を与える事業を展開する一方、株主の経済的利益を最大化する。

ソース:Jatropha JOil Singapore Pte Limited

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