NRIセキュア、Space BD社のシステム構築をゼロトラストモデルを採用して支援

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(以下「NRIセキュア」)は、宇宙関連サービスを展開するSpace BD株式会社(以下「Space BD」)に対して、ゼロトラストモデル[i]を採用した情報システムの構築を支援し、その事例を本日公開しました。

Space BDは、宇宙における事業開発のプロフェッショナルとして、衛星打上サービスなど多種多様な宇宙関連サービスを展開しています。日本初の「宇宙商社」と言われるなど、注目を集めているスタートアップ企業です[ii]。

同社は設立当初より、様々なクラウドサービスを活用していましたが、会社の規模が拡大しIPO(株式上場)を目指す中で、IT全般統制[iii]を一層強化する方針です。同社の持つ、社員それぞれの自由で柔軟な働き方を維持しながら、情報セキュリティを高めることが課題でした。

NRIセキュアは、この課題の解決に向けて、同社の組織規模や業務特性に配慮して、ゼロトラストモデルを採用した情報システムの構築を提案し、その導入を支援しました。具体的には、クラウドベースで社員のPCやスマートフォンの一元管理が可能なサービス「PC Check Cloud」[iv]と、ID管理・認証基盤ソリューション「Okta Identity Cloud」[v]を導入しています。それにより、社員のアカウントをクラウドサービスも含めて一元管理しつつ、シングルサインオンによって社員がそれらのサービス等をスムーズに利用できる環境を整えました。さらにクラウドセキュリティプラットフォーム「Netskope」[vi]を活用して、外部のクラウドサービスへのアクセスを制御、可視化し、Webサイトへの安全なアクセスを実現する仕組みを取り入れました。

図:Space BD社の社内システムの概要図

Space BDへの導入事例に関する詳細は、以下のWebサイトをご参照ください。
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ニュースに関するお問い合わせ
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社 広報担当
E-mail:info@nri-secure.co.jp

このプレスリリースの付帯情報

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用語解説

[i] ゼロトラストモデル:
守るべき情報資産にアクセスするものはすべて信用せずに検証することで、情報資産への脅威を防ぐという、セキュリティの新しい考え方です。詳細は次の特設ページをご覧ください。リンク
[ii] Space BDの詳細については、同社のWebサイト(下記)をご参照ください。
リンク
[iii] IT全般統制:内部統制の中でも、システムなどの開発、変更、運用・保守、アクセス管理等における信頼性を確保するための統制のことです。
[iv] PC Check Cloud:
従業員が利用するPC、スマートデバイスの利便性を維持しつつ、デバイスの状況把握から制御までを一元的に行い、セキュリティ管理、IT資産管理を行う、NRIセキュアが開発・提供するクラウド型サービスです。詳細は次のWebサイトをご参照ください。リンク
[v] Okta Identity Cloud:
アメリカの企業Okta, Inc.が提供する、クラウド型のID管理・認証基盤ソリューションです。複数のサービスに対して一つのIDでログインを行う「シングルサインオン」を簡単に実装でき、アプリケーションごとに管理していたIDとパスワードを一括管理できます。
[vi] Netskope:米国Netskope社が提供する、クラウドサービスへのアクセスを可視化・制御するセキュリティ対策ソリューションです。詳細は次のWebサイトをご参照ください。リンク

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