アナログ業務が多い物流業界のDX化を目指すascendへ追加出資を決定

　創業期のスタートアップから出資・インキュベーションを行う株式会社（本社：東京都港区、代表取締役：榊原 健太郎、以下「当社」）は、運営する「Samurai Incubate Fund 6号投資事業有限責任組合」（以下「サムライ6号ファンド」）より、ascend株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：日下 瑞貴、以下「ascend」）へ追加出資を決定いたしましたのでお知らせいたします。



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■ascendについて
　ascendは、物流業界が抱える課題解決を目指し、自社開発する運送管理SaaS「アセンド・ロジ」と業務改善と併せた経営コンサルティングを提供するスタートアップです。
　日本の物流業界は、ECの拡大や過当競争、労働力人口の減少により物流供給が不足することにより大幅な需給ギャップが生じると予想されています。また、運送業界の現場では荷主交渉力や基幹業務におけるクラウド活用がなかなか進まず、デジタル化の遅れに伴う業務コストが課題となっています。
　「アセンド・ロジ」では、物流データを軸とした分析ツールをSaaS型で提供しており、業務の効率化と運賃適正化を同時に実現し、業務のデジタル化とデータ分析を行うことでこれらの課題解決を図ることが可能です。今後ascendでは、開発体制の強化や販売チャネル構築を進め、導入企業間の共同配送などを目指していきます。

　当社は、2030年に向けて今後10年かけて実行するビジョン「SAMURAI VISION 2030」※にて、国内外の投資事業を通じ、世界で課題を抱える約9億人の人々を対象とする課題解決を目指しています。今後も当社は、社会課題の解決にチャレンジするスタートアップ・起業家への出資・成長支援を進めてまいります。

注釈：2021年3月15日付発表 プレスリリース参照
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【ascend会社概要】
社名：ascend株式会社
設立：2020年3月
代表：代表取締役社長 日下 瑞貴
所在地：東京都新宿区市谷田町2-38-3 シティ市ヶ谷5階
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■ascend　代表取締役社長　日下 瑞貴 氏　コメント

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前回ラウンドに引き続き、サムライインキュベート様からご出資頂きました。我々が対象とする運送業界は全産業平均よりも2割長い労働時間にある一方、賃金は約二割も低い過酷な状況に置かれており、そしてこれは業界の構造に起因する問題です。このような不公正な社会を正すべきという我々の強い想いを信じ、前回に続けて大きな資金を出資頂けたことに、大変感謝しています。前回ラウンドから半年少しで次のラウンドに進めた事への自信と誇り、責任をもち、「業界を主語に」する姿勢を続けて行きたいと考えています。サムライインキュベートのタケトのハンズインレベルは日本一です！これからも1人の大切なメンバーとして一緒にascendしていきましょう！


■本出資について
Capitalist Investment Group　齋藤 武仁

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前回ラウンドで出資させていただいてから日々伴走させていただく中で、全メンバーが一丸となり、まさに社名通り日々圧倒的なスピードで「成長・前進」していく姿を間近で見てきました。実際にプロダクトがない状態から製品版のリリースを行い、既に複数社の導入に成功。更には、仮説通り実際に顧客の業務効率化のインパクトも提供できています。ascendが対象とする中小運送業界は、比較的DX化が遅れており非常に重たい領域です。しかし、業界を主語に泥臭くかつクレバーに取り組むことができるこのチームであれば必ず物流業界に変革を起こせると期待し、今回のラウンドにおいても追加出資をさせていただきました。今回加わって下さった素晴らしい株主の方々と共に、これからも全力で伴走支援してまいります。


■サムライ6号ファンド概要
名称：Samurai Incubate Fund 6号投資事業有限責任組合
投資対象エリア：日本、イスラエル、アフリカ
投資対象領域：物流、ヘルスケア、リテールテック、フィンテック、建設、MaaS中心
投資ラウンド：プレシード～シリーズA
投資金額：500万円～5,000万円程度

■会社概要
社名：株式会社サムライインキュベート
住所：東京都港区六本木1-3-50
設立：2008年3月14日
代表：代表取締役　榊原 健太郎
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以上

プレスリリース提供：PR TIMES リンク