デル・テクノロジーズ、データ保護に関する最新の調査レポートを発表 ― 大多数の企業がランサムウェア攻撃から復旧する自社の能力を不安視

データ保護およびサイバー レジリエンス分野における業界リーダーシップをさらに拡張する新しいソフトウェアとサービスもあわせて発表

ニュースの概要
・世界の企業が管理しているデータ量は、5年前から10倍に増加していることが明らかに
・世界82%、日本84%のIT意思決定者が、現在自社で使用しているデータ保護ソリューションでは、将来のすべてのビジネス課題には対応できないとの懸念を表明
・世界62%、日本68%が、自社の現在のデータ保護対策はサイバー攻撃の脅威へ対処するには十分ではないとの懸念を示し、世界74%、日本74%が在宅勤務の増加に伴いデータ損失の危険性が高まったと回答
・「Dell EMC PowerProtect Data Manager with Transparent Snapshots」は、大規模なVMware仮想マシンであっても、パフォーマンスに一切影響を与えることなく、シンプルかつ高速に保護
・「Dell EMC PowerProtect appliances with Smart Scale」は、大規模データ環境の管理の簡素化とコスト削減を実現
・「Dell Technologies Managed Services for Cyber Recovery Solution」を通じて、デル・テクノロジーズのエキスパートが「Cyber Recovery Vault」の運用とデータ リカバリー活動をサポートすることで、データ損失のリスクを軽減

デル・テクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚 俊彦、以下、デル・テクノロジーズ、URL:リンク )は、「2021 Global Data Protection Index(以下GDPI、グローバル データ保護インデックス2021年)」を発表しました。本調査の結果から、企業はランサムウェアなどによる絶え間ない脅威およびクラウド ネイティブ アプリケーションやKubernetesコンテナ、人工知能(AI)といった新しいテクノロジーの利用を背景に、多くのデータ保護に対する課題に直面していることが明らかになりました。

また、デル・テクノロジーズは本日、仮想マシン(VM)バックアップ データの可用性の促進、大規模データセットの管理の簡素化、また日常的なサイバー攻撃からの回復作業への依存度を軽減しながら、ビジネス継続性の維持を実現する新しいソフトウェアとサービスを発表しました。先頃IDC社が発表した調査によると、世界の企業の3分の1以上が過去12カ月の間にランサムウェア攻撃やシステム/データへのアクセスをブロックする侵害を経験しています(*1)。デル・テクノロジーズの新しいソフトウェアおよびサービスは、このように、増加しつつあり一見避けようのない問題への対処を支援するものです。

最新の「GDPI」から、データ保護を取り巻く状況が複雑化している状況が浮き彫りに
日本のIT意思決定者50名を含む世界1,000名のIT意思決定者を対象に実施されたデル・テクノロジーズの2021年度版「GDPI」調査(リンク )では、増え続けるデータ量と高まるデータ保護の複雑さに苦慮している企業の姿が浮き彫りになりました。本調査では、全世界の企業が管理しているデータ量は、2016年の1.45PB(ペタバイト)から2021年の14.6PB(ペタバイト)へと、5年前の10倍以上に増えていることが明らかになりました。さらに、世界 82%、日本84%の回答者が、現在自社が使用しているデータ保護ソリューションでは、将来のすべてのビジネス課題には対応できないとの不安感を示しています。このような不安を裏付けるように、世界30%、日本30%の回答者が過去1年間にデータ損失を経験し、世界45 %、日本40%が計画外のシステム ダウンタイムを経験しています。

本調査で明らかになった主な内容は次のとおりです。
・世界62%、日本68%が、自社の現在のデータ保護対策はマルウェアおよびランサムウェアの脅威へ対処するには十分ではないとの懸念を示し、世界74%、日本74%が在宅勤務の増加に伴いサイバー攻撃によるデータ損失の危険性が高まったと回答
・世界67%、日本78%が、破壊的なサイバー攻撃やデータ損失が発生した際に自社のすべての基幹業務データを復旧できる自信がないと回答
・世界63%、日本72%が、クラウド ネイティブ アプリケーション、Kubernetesコンテナ、人工知能(AI)、マシンラーニング(機械学習)といった新しいテクノロジーによってデータ保護のリスクが高まっていると考えており、データ保護に対する自社の課題のトップ5の1つに、より新しいテクノロジーに対するデータ保護ソリューションがないことを選択
・複数のデータ保護ベンダーを使用している企業と単一ベンダーのみを使用している企業を比較した場合、過去12カ月におけるデータ損失コストは前者の方が平均して4倍近く高い

包括的なデータ保護および信頼のサイバー レジリエンス ソリューションを提供
デル・テクノロジーズは、統一したアプローチで既存のワークロードと最新のワークロードを保護するソリューションを提供することで、絶え間なく進化を続けるIT環境へ企業が対応していくことを支援します。同社は、マルチクラウド データ保護におけるリーダーの1社として、すべての大手パブリック クラウド プロバイダーを通じておよそ7 EB(エクサバイト)に及ぶデータを保護しています(*2)。また、一貫したイノベーション、アジャイル エンジニアリング、VMwareおよび他の業界リーダーとの緊密な統合を背景に、データ保護アプライアンスおよびソフトウェアにおける世界No.1プロバイダーであり続けます(*3)。デル・テクノロジーズは、「PowerProtect Cyber Recovery」や「PowerScale with Superna Eyeglass Ransomware Defender」などのソリューションを通じて、エッジ、コア データセンター、マルチクラウド環境におけるサイバー レジリエンスのための業界で最も包括的なポートフォリオの1つを提供しています。

新しいソフトウェアおよびマネージド サービスは以下のとおりです。
・「PowerProtect Data Manager with Transparent Snapshots」は、大規模VMware 環境をも保護する新しい独自の環境を提供します。「Transparent Snapshots」は、VMのイメージ レベルのバックアップを簡素化および自動化するとともにインフラストラクチャーを減らすことで、最大5倍の高速バックアップと5分の1のVMレイテンシーを実現し(*4)、より効果的かつ効率的なVMデータの可用性を実現します。
・「PowerProtect appliances with Smart Scale」により、EB規模の複数のデータ保護アプライアンスを管理できるようになるので、ITスタッフは質の高い情報に基づき容量へのニーズを判断して、データ量の増加に対応していくことが可能になります。「Smart Scale」では、複数のアプライアンスを単一のプールとして構成でき、企業は32の「PowerProtect」アプライアンス、論理容量3EB以上に及ぶ大規模なデータセットを、1つのエンティティーで確認および管理できます。また、プロアクティブ モニタリングと簡素化したバックアップ データ管理によって、リソースを最大活用しながらコストを削減することが可能になります。
・「Managed Services for Cyber Recovery Solution」では、デル・テクノロジーズのエキスパートが、「Cyber Recovery Vault」の日常的な運用管理とリカバリー活動をサポートします。これにより企業は、一貫した運用環境を確保しながら、事業の継続性を確保できます。デル・テクノロジーズのサイバー リカバリー コンサルティング、デプロイ、サポート サービスのポートフォリオを基盤にしているマネージド サービスによって、お客様はこの重要な機能を保護、管理することができます。

価格と提供について
・「PowerProtect Data Manager with Transparent Snapshots」および「PowerProtect Data Manager with Dynamic NAS Protection」:362,000円(永年ライセンス:年間保守費用含まず)(税別)~、または 222,500円(サブスクリプション:1年間の使用許諾権と保守を含む)(税別)~
本日より提供開始予定。有効な保守契約があるお客様は追加費用なしで利用可能。
・「PowerProtect appliances with Smart Scale」:PowerProtect DDアプライアンスOS(DD OS)ライセンスの一部として提供。
有効な保守契約があるお客様は追加費用なしで利用可能
現在、テクノロジー プレビュー中で、2022年上半期(2月~7月)に全世界で提供開始予定。
・「Managed Services for Cyber Recovery Solutions」:個別見積もり。すでに提供開始済み。

上記はいずれも、デル・テクノロジーズおよびビジネスパートナーから提供します。

■製品写真:「PowerProtect」:
リンク

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その他の資料
「2021 Dell Technologies Global Data Protection Index Snapshot(リンク )」で、インフォグラフィック(リンク )および前年の調査で明らかになった内容へのリンクをご覧いただけます
・デル テクノロジーズ ブログ: A New Dawn for Data Protection Innovation(リンク
・ITレジリエンス強化のための最新鋭のサイバー セキュリティーを実現するセキュリティー ソリューション(リンク )の詳細
・デル・テクノロジーズのサイバー レジリエンス評価(リンク )で、自社のサイバー レジリエンスを評価

「Dell Technologies GDPI(グローバル データ保護インデックス2021年)」について
デル・テクノロジーズの委託によりVanson Bourne社が実施した「2021 Global Data Protection Index(リンク )」は、今回で第5版となります。今回は2021年2月から4月の期間で、世界15カ国、14業種、従業員数250名以上の企業からのIT意思決定者1,000名を対象に、各社のデータ保護環境への理解を深めることをねらいに実施されました。回答者には、日本のIT意思決定者50名が含まれています。

*1. IDC社調査「IDC's 2021 Ransomware Study: Where You Are Matters!」2021年8月
*2. デル・テクノロジーズ社内分析に基づく(2021年6月)
*3. IDC社「IDC Quarterly Purpose Built Backup Appliance Tracker, 2021 Q1」および「IDC WW Storage Software and Cloud Services QView, 2021 Q1」からの指定のストレージ ソフトウェア セグメントの2021年Q1 売上合計に基づく
*4. 「Dell EMC PowerProtect Data Manager 19.9 with Transparent Snapshots」のバックアップ パフォーマンスおよびVMレイテンシー パフォーマンスと「Dell EMC PowerProtect Data Manger with VADP」のパックアップ パフォーマンスおよびVMレイテンシー パフォーマンスを比較。デル・テクノロジーズ社内テストに基づく(2021年8月)

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■デル・テクノロジーズについて
デル・テクノロジーズ(NYSE:DELL)は、企業や人々がデジタルの未来を築き、仕事や生活の仕方を変革することを支援します。同社は、データ時代に向けて、業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。

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Dell Technologies, Dell, EMCおよびDell EMCが提供する製品及びサービスにかかる商標は、米国Dell Inc. 又はその関連会社の商標又は登録商標です。その他の製品の登録商標および商標は、それぞれの会社に帰属します。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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