学生たちがレゴのブロックだけを使って100トンのボルボトラックけん引に挑戦

ボルボ建設機械(Volvo CE) 2021年09月15日 17時08分
From 共同通信PRワイヤー

AsiaNet 91670 (2105)

【イエーテボリ(スウェーデン)2021年9月15日PR Newswire=共同通信JBN】それは不可能なことにように思え、実際に行うのは無理だろうといわれた。しかし解決策は聡明な何人かの若者の発想に任せよう。ボルボ建設機械(Volvo Construction Equipment、Volvo CE)がLEGO Technic(R)(レゴテクニック)と協力して開催する大胆なエンジニアリングの挑戦において世界の若者が団結し、この極めて困難な課題に挑戦した。

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ロボット工学を学ぶ若者たちの専門チーム(リンク )は、Volvo CE(リンク )とLEGO Technic(R)(リンク )両社のエキスパート技術者が考案した「MOVE IT」チャレンジからの申し入れを受けた。その内容は、重量43トンの世界最大のアーティキュレート式運搬用トラックのボルボA60Hにさらに45トンの岩を積載し、LEGO Technic(R)の要素だけを使用して、同トラックを距離50メートル動かすというものだった。それはSTEM(科学、技術、工学、数学)の頭脳の素晴らしい可能性をアピールすることにつながるが、決して簡単な作業ではなかった。

LEGO Technic(R)の合計72万8168ピースを使用して、鉄板の層の下で相互に連結し、1920基のモーターに信号を送ることで、35人の新進技術者はトラックの頑丈な6本の車輪を要求された距離を、30分でけん引するのに十分な力をローリング・モーターグリッドに提供した。

このチャレンジが始まったときから計画に参加してきたVolvo CEの技術者、Frida Jonsson氏は「学生たちの諦めない姿勢と頑張りは素晴らしかった。彼らはトラックを動かすために1万ニュートンのけん引力を発生させるという困難なソリューションを得るため、それぞれが合計で2000時間を超える自分の時間を費やした」と述べた。

3カ月にわたり、米国、スウェーデン、日本、ナイジェリアの世界各地、そしてあらゆる生い立ちの子どもたちの4チームが彼らの間にある時差、言葉の壁、2万マイルの距離の中で協力し、今回のエンジニアリングの挑戦に向けて取り組んだ。各チームには本物のボルボ A60Hの2193ピースLEGO Technic(R)モデル(リンク )バージョンが送られ、43トンの大型トラックを十分に動かせるプロトタイプモデルの制作期間として12週間が与えられた。さらに、このチャレンジを困難にするため、45トンの岩が追加されてトラックに積載された。

現在、ビデオ会議で優れたネットワークを確保することが難しいと思われているが、彼らはブレーンストーミングでアイデアを出し、実行可能なソリューションを導き出す上でリモートワークは障壁にならないことを証明した。

Volvo CEのブランドパートナーシップ担当、Arvid Rinaldo氏は「当社の目的はSTEMへの愛着を刺激し、もし次世代の技術者が協力して物事に集中すれば、彼らが達成できることに限界はないことを示すことだ。この驚くほどにスマートな人たちは、実際に会うことさえなく当社が提示するチャレンジを解決した。当社は若者たちを教育し、動機付けることを目的にこのチャレンジに着手したが、このように複雑な課題を、お互いに会うこともない中で解決する方法を知ることはわれわれがビジネスで学ぶべきことでもあり、そして彼らはそれを簡単に実証した」と述べた。

この2つの北欧ブランドが協力したのは今回が初めてではない。両社は2018年にも若者たちと協力し、ホイールローダーの自律運転コンセプト車(リンク )を作った。

より詳しい情報は以下を参照。
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ソース:Volvo CE

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