IoTデバイスをさらにパワフルに。最新3.5インチSBC「MIO-5152」& Pico-ITX SBC「MIO-2363」を発表

産業用コンピュータの分野において世界トップシェアのアドバンテック株式会社(Advantech Co., Ltd. 本社:台湾台北市/日本法人:東京都台東区、以下アドバンテック)は、3.5インチSBC (シングルボードコンピューター)「MIO-5152」とPico-ITXシングルボードコンピューター「MIO-2363」を発表しました。





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これらの製品は、Intel Atom(R) x6000E・Celeron(R) N/Jシリーズプロセッサ(Elkhart Lake)を搭載しており、幅広いアプリケーションにお使いいただけます。「MIO-5152」は、IEC61000-4-2レベル4-A試験規格に準拠しており、幅広いI/Oに接続することで小売・医療アプリケーションをさらに強化します。また「MIO-2363」は、広いDC電源入力範囲(12~24 VDC)、カスタマイズ可能なオンボードメモリ/ストレージ設計、幅広い動作温度範囲(-40 ~ 85 °C)などを特長としており、屋外に必要不可欠な堅牢性を提供いたします。

高性能プロセッサでIoTデバイスをさらにパワフルに
新たなIntel Atom(R) x6000Eシリーズ/Celeron(R) シリーズプロセッサは、3.0GHzのターボ周波数で最大4xコアをサポートしており、また、CPU性能を50%、グラフィック処理性能を2倍に向上させています。また15年という長期的な製品保証サポートにも対応しています。この強力なプロセッサを搭載した「MIO-5152」「MIO-2363」は、医療分野をはじめとする幅広いアプリケーションで安定した動作環境を実現します。

データ送信テクノロジーの新たな水準、DDR4メモリ
DRAMメーカーは、DDR4/DDR5の製造・開発に注力していましたが、半導体不足の影響から2020年末ではDDR3の価格が劇的に上昇したことから主要なデータ送信方法にDDR4メモリを採用することを余儀なくされてしまいました。そうした中、アドバンテックの「MIO-5152」「MIO-2363」は、DDR4をサポートしている最初のIntel Atom(R)搭載の組込みSBCです。DDR4メモリは、生産までのリードタイム・価格の安定性を保ちながら、より少ない電力で大量のデータを送信することができます。

IEC61000-4-2レベル4に準拠し、安心してお使いいただける「MIO-5152」

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IEC61000-4-2レベル4(接触放電8kV/空気放電15kV) A規格にクリアした機器は、人の接触による誤動作を防止することが保証されています。これは、病院や工場といった幅広い環境で発生する放電などを含めた、非常に高信頼な放電規格です。アドバンテックの「MIO-5152」はこの規格に準拠したSBCで、また幅広いI/O(6x UART、6x USB、2x LAN、M.2ソケット)にも対応し、ストレージやカメラ、センサーノードとのネットワーク接続が可能です。これにより、小売や医療アプリケーションに最適なシングルボードコンピューター製品です。

コンパクトなPico-ITXフォームファクターで、幅広い動作を可能にした「MIO-2363」

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アドバンテックの「MIO-2363」は、IBECC / eMMC5.1規格対応のLPDDR4x-3733(最大128GB)をオンボードしています。また、広範囲な電圧(12~24V)、追加のDC電源コンバーターモジュールを搭載できる、コンパクトなPico-ITXフォームファクターSBCです。また、2x GbE LANポート(最大1Mbps)を提供することにより、産業用I / Oの需要に対応します。このSBCは、Wi-Fi / Bluetoothモジュール接続に単一のM.2 Eキー、そして追加のM.2 Bキー SATA / PCIeは、拡張を行えるよう2242 SATAモジュール・2242 PCIe RS-232モジュールへの接続が可能です。こうした機能により、ロボットアームや測定ソリューションに最適です。

アドバンテックの24/7リモート管理ソフトウェア「WISE-DeviceOn」をサポート
「MIO-5152」「MIO-2363」はIoT管理ソフトウェア「WISE-DeviceOn」に対応しています。WISE-DeviceOnは、ハードウェア・ソフトウェア・周辺機器の状態を一括で監視できる組込みIoT管理ソフトウェアです。リモートBIOS機能により、バックアップリカバリメカニズムを実行しながらリモートでBIOSをアップデートすることが可能で、不具合やシステム誤動作に伴うメンテナンスを防ぐことができます。WISE-DeviceOnはエッジ環境でもソフトウェアアップデートを簡単に行うことができ、IoTデバイスをさらに強化することが可能です。

MIO-5152 主な特長


最大4K @ 60Hzで3台の独立画面表示を実現(LVDS・DP1.4・HDMI2.0接続)
2x GbE、6 x USB、6 x UART、TPM 2.0
Windows 10 LTSC・Ubuntu 20.04 LTS、組込みソフトウェアAPI、WISE-DeviceOnをサポート

MIO-2363 主な特長


最大8GBのLPDDR 4x-3733 / 最大128GBのeMMCをオンボード
幅広い動作温度範囲(-40~85°C)
iManager・ソフトウェアAPI・WISE-DeviceOn・Edge AI Suiteをサポート


プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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