博報堂、三井物産と共同で進める、渋谷エリアの市民共創まちづくりサービス「shibuya good pass」の本格的なテスト運用開始 

シェアオフィスや再生可能エネルギーの共同購入など新しい都市サービスを提供

株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:水島正幸)の新規事業開発組織「ミライの事業室」は、東京・渋谷エリアを対象とした市民共創まちづくりサービス「shibuya good pass」の本格的なテスト運用を、三井物産株式会社とともに本日から開始します。



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shibuya good passは、博報堂と三井物産が共同で進める、生活者を中心としたまちづくり構想「生活者ドリブン・スマートシティ」を実現するために、博報堂が渋谷エリア向けに開発したデジタルサービスです。
利用者はWEBブラウザアプリ上で会員登録することで、街で“goodな体験”や、街をより良くするためのアイデアを発信・応援ができるようになり、まちづくりに参加することができます。
「みんなでつくる、goodな渋谷」をキーメッセージに、渋谷に住む人や通う人、事業者や行政など、渋谷に関わる人々が連携し、自分たちの手で自分たちのまちを便利にしていく仕組みです。一般社団法人渋谷未来デザインや一般社団法人渋谷区観光協会など、渋谷におけるサービス推進を行うパートナーとも連携しています。シェアオフィスの利用や再生可能エネルギーの地域での共同購入、地域で子育てをする人の支援、渋谷ならではのお店やイベントの体験の提供など、ソーシャルグッドなサービスのプラットフォームを目指します。

博報堂では、2020年11月の構想発表以来、さまざまな連携サービスの検討やシステムの開発を進めてきました。本日より、一連のサービスのポータルとなる会員ページのテスト運用を開始し、9月末までをテスト期間として、多様なサービスを順次開始していきます。テスト期間の登録料・使用料は無料です。
利用者や連携サービス提供者からの感想や意見を反映させて、本格サービス開始に向けた準備を進めてまいります。

shibuya good passの会員向けのテストサービス内容は下記となります。
【1】渋谷でできるgoodな体験
「good ticket」
渋谷の街のお店や、渋谷で開催されるオリジナルイベント・講座で使えるチケットを多数提供します。カフェで使えるクーポンや、shibuya good passのパートナー企業のリアルゲイトのシェアオフィス利用チケットなど、約40種類のチケットを発行します。

【2】市民が参加できる仕組み
生活者の声をまちづくりや政策に反映させるためのオープンプラットフォーム“decidim”や、サービス向上のためのアンケート機能、生活者や企業から起案される様々なプロジェクトをクラウドファンディングで応援する仕組みなど、市民がまちづくりに参加できる仕組みを提供します。

【3】オリジナル都市サービス
下記3つのshibuya good passオリジナルの都市サービスも提供を開始します。
「good energy」
地球環境にやさしく、まちの力に変わる、エネルギーサービス。
good energyの共同購買に参加することで、普段お使いの電気代を安くすることができます。
地球環境にやさしい再生可能エネルギー由来(実質)の電気で、購入料金の一部は渋谷の街づくりやコミ
ュニティの活動支援に還元されます。
「good place」
好きなオフィスを、好きな時に、選んで使えるワークプレイスサービス。
コロナ禍で働く場所の在り方が大きく変化した今、新しい働き方に寄り添ったワークプレイスを提供します。
「good mobi」
指定エリア内、月額定額で乗り放題できる相乗りモビリティサービス。
スマホアプリを使って、目的に合わせた小型車やマイクロバスなどの車両を呼び出すことができます。

博報堂ミライの事業室は今後も、企業や自治体などの多様なパートナーと連携し、生活者中心のよりよいまちづくり・未来の暮らしの創造に貢献してまいります。

「shibuya good pass」会員ページ リンク 

<参考情報>
【shibuya good pass テストサービスについて】
会員ページ
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shibuya good pass会員ページ(リンク)にアクセスし、会員登録すると、shibuya good passが提供する様々なサービスをご利用いただけます。今回のテスト運用では、渋谷の街で“goodな体験”ができるチケット発行機能をもつ「good ticket」や、まちづくりに参加できるサービスの利用が可能になります。

・good ticketについて
good ticketでは、shibuya good passのパートナー企業CafeSnap社などと連携し、地域でさまざまなgoodな活動をしているお店を「good store」として紹介します。good ticketで特典をもらえるお店もあり、今後随時参加店舗が増えていく予定です。
また渋谷で開催されるオリジナルイベント・講座として、SHIBUYA CITY FCのサッカースクールや山手調理製菓専門学校との親子お菓子教室などを企画しており、今後イベントの実施予定です。

・連携都市サービスの詳細について
good energy
地球環境にやさしい、再生可能エネルギーを地域で共同購入し、まちづくりに還元するサービスです。
shibuya good passのパートナー企業be Power 4社、enechain社、自然電力社らと連携して提供します。
「good energy」の3つの特徴
お使いの電気を「good energy」に切り替えると渋谷の街づくりやコミュニティの活動支援になります。料金の一部が、「シブヤ大学」(誰もが参加できる学び場づくり)、「TEN-SHIP ASSOCIATION」(高齢者の方々の困りごと支援)、「stride」(障害を抱える方々の就労支援)、「渋谷の遊びを考える会」(子供たちの遊び場づくりを通じた子育て支援)などのNPO法人や一般社団法人、コミュニティ運営のために寄付されます。地域コミュニティ単位での電力共同購入をサポートするリバースオークションのシステムも導入しており、多くの人が利用するほど安くご利用頂ける可能性が高まります。
電気の一部は、太陽光や水力発電など地球環境にやさしい再生可能エネルギーが含まれます。
詳細はこちらから リンク

good mobi
お出かけ・通院・子どものお迎えから、仕事の移動まで、地域でのチョイ乗り移動にぴったりな月額定額の乗り放題サービス。
shibuya good passのパートナー企業WILLER社と連携して提供します。
ご家族での登録・利用も可能で、現在使えるエリアは、原宿、神泉、代々木上原を三角で結ぶエリアです。
多くの人が使えば使うほど、走行ルートやサービスが最適化され、地域の方のニーズに合わせたgoodな乗りものに育っていきます。
詳細はこちらから リンク

【生活者ドリブン・スマートシティ™(=生活者が主役のスマートシティ)について】
博報堂と三井物産が共同で進める、生活者を中心としたまちづくり構想。テクノロジーが主役のスマートシティではなく、生活者が主役のスマートシティへ。生活者の「ありたい街」や「ありたい暮らし」を実現する新たな都市サービス、生活者が主体的に関わる創造的なまちづくりを通じて、次世代の持続可能なスマートシティモデルの実現を目指します。2020年9月に構想発表。
※「生活者ドリブン・スマートシティ」は商標登録出願中です。

【博報堂 ミライの事業室】
2019年に発足した新規事業開発組織。「チーム企業型事業創造」を方針に、博報堂が自ら事業オーナーとなり、多様なパートナーと連携して大きな事業の実現を目指します。博報堂が強みとする生活者発想とクリエイティビティを活かした事業創造を通じて、事業の先にあるミライの生活創造、社会創造に挑戦していきます。
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【三井物産 エネルギーソリューション本部】
2020年4月に発足。グローバルな社会課題である気候変動問題の産業的解決をビジネス成長の機会と捉え、さまざまな事業領域において蓄積した知見、事業基盤、ならびに顧客・パートナー基盤を結集しました。三井物産ならではの複合的かつ機動的な取り組みで次世代領域における新事業創出にチャレンジしています。
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プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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