「Digi ConnectCore 8M Mini」を発表、SOMポートフォリオを拡充

IoT(Internet of Things)コネクティビティ製品・サービスプロバイダであるDigi International (本社・米国、NASDAQ:DGII)はこのほど、Digi ConnectCore 8M Mini システムオンモジュール (SOM)を新たに投入し、市場をリードするConnectCoreファミリ製品を拡大することを発表しました。

Digi ConnectCore 8M Miniは、NXP i.MX 8M Miniアプリケーションプロセッサをベースにした、高集積でコスト効率の高いSOMプラットフォームです。性能、消費電力、コストの最適なバランスを特徴とし、ミッションクリティカルなインダストリアル、医療、輸送、農業アプリケーション向けに設計されています。Digi ConnectCoreは、統合されたメモリ、パワーマネジメント、認証取得済みのワイヤレス、高度なセキュリティ、Yocto ProjectをベースにしたオープンソースのDigi Embedded Yocto LinuxソフトウェアプラットフォームまたはAndroidベースのDigi Embedded Androidにより、組込み製品開発を簡素化し、メーカーがリスクとコストを抑えて迅速に市場に参入しコアコンピテンスに集中できるようにします。

「Digi ConnectCoreファミリ製品を拡大できることを嬉しく思います。私たちは、セキュアなコネクテッド製品を求めるメーカーが製品開発を簡素化できるよう専心し、研究開発コスト削減にも寄与しています。Digi ConnectCore 8M Mini SOMは、このコミットメントを拡張し、TCO (総保有コスト)を削減しながら機能を向上させます」と、Digi InternationalのOEMソリューション担当ゼネラルマネージャであるスティーヴ・エリクソンは述べています。

汎用性が高く、電力効率に優れたARM Cortex-A53およびCortex-M4プロセッシングコア、豊富なマルチメディア(2D/3D GPU、VPU、MIPI-DSI/CSI、SAI、PDM)、先進のコネクティビティ(802.11 ac、Bluetooth 5、ギガビットイーサネット)を備えたDigi ConnectCore 8M Miniは、IoT(モノのインターネット)、HMI(ヒューマンマシンインタフェース)、機器監視、オーディオ/音声、エッジコンピューティング、機械学習といったアプリケーションに最適です。

Digi ConnectCore 8M Miniの設計の中核となるのは、セキュリティと長寿命です。Digi TrustFenceは、組込みデバイス製品の長寿命化に合わせて設計された、テスト済みで完全に統合されたデバイスセキュリティフレームワークを提供します。さらに、i.MX 8M Miniプロセッサは、工業規格に準拠し、NXPの製品寿命プログラムによってバックアップされているため、10年以上の長期可用性を保証します。

Digi ConnectCore 8M Miniの機能セットは、競合他社のSOMの中で唯一、Bluetooth 5の互換性、セルラー機能、Digi独自のTrustFenceセキュリティフレームワークを提供します。また、40×45×3.5mmの物理的なハードウェアサイズは業界最小クラスです。本製品のその他の特徴については、リンクをご覧ください。

【提供時期について】
最初のDigiConnectCore 8M Mini開発キットとソフトウェアは、全世界のディストリビューションパートナーから入手できます。

このプレスリリースの付帯情報

Digi ConnectCore 8M Mini

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