FDI国際歯科連盟のSustainability in Dentistryイニシアチブで環境意識の高い歯科業界のパートナーが共通の目的のために団結

FDI国際歯科連盟(FDI World Dental Federation) 2021年05月03日 19時06分
From 共同通信PRワイヤー

AsiaNet 89291 (0942)

【ジュネーブ2021年5月3日PR Newswire=共同通信JBN】FDI国際歯科連盟(FDI World Dental Federation、FDI)は3日、歯科の持続可能性の責務を先導するため、Colgate、デンツプライシロナ、GSKコンシューマー・ヘルスケア、TePeの4つの業界創設パートナーのコミットメントを得て新たなイニシアチブを開始した。

FDIは今後2年間で、パートナーやその他の主要な利害関係者と協力して戦略を策定し、歯科および歯科業界の環境への影響低減に役立つソリューションを実行に移す。この取り組みは、サプライチェーン全体の共同署名者が署名する予定の、持続可能な調達、供給手順確立のためのガイドラインと目的を定める「FDI Sustainability Code of Practice(FDI持続可能性実施基準)」の公表につながる。

歯科における環境の持続可能性は多面的で、多くの利害関係者が関わっている。二酸化炭素排出、プラスチックの使用、廃棄物の発生、およびその他の環境への影響は、ケアの提供だけでなく、歯科資源サプライチェーンのあらゆるレベルにおいて大きな課題である。歯科の環境への影響を減らすには、多くの異なる当事者の行動と協力が必要になる。4つの創設パートナーは、こうした環境上の脅威への対処と、協調的かつ広範囲なソリューションづくりへの積極的取り組みの一翼を担う。

このプロジェクトは、歯科医とそのチームに、歯科診療の持続可能性改善に役立つ一連のツールとリソースを提供すると同時に、一般の人々にも、口腔衛生の改善や情報に基づく決断を通じた、歯科の持続可能性で果たすべき役割を周知する。

FDI会長のGerhard K. Seeberger博士は「FDIのSustainability in Dentistry(歯科の持続可能性)プロジェクトが、歯科医療の持続可能性目標達成に向け、このような多くのパートナーによる優れたイニシアチブになったのは喜ばしい。口腔衛生の専門家や歯科医院に「環境への配慮」を促すために控え目に始まったプロジェクトは今や、協力、行動、そして結果を出す段階に移行しつつある」と語った。

4つの創設パートナーは、イニシアチブ開始を受け、以下のように発言した。

ColgateのAnn Tracy最高持続可能性責任者は「目的ありきのブランド構築に重点を置く世界のオーラルケアのリーダーとして、FDIのSustainability in Dentistryイニシアチブづくりに貢献できるのは大変うれしい。われわれは、全ての人々、彼らのペット、そしてこの地球のために、より健康的でより持続可能な未来を再考中で、これこそわれわれにはぴったりだ」と語った。

GSKコンシューマー・ヘルスケアのSarah McDonald持続可能性担当副社長は「GSKコンシューマー・ヘルスケアは、予防可能な口腔衛生問題根絶のために奮闘しており、歯科医や一般の人々がより優れた、より持続可能なデンタルケアに近づけるよう努めている。このパートナーシップは、こうした取り組みや、日々の健康の障害となる環境問題へのわれわれの幅広い取り組みをサポートしてくれる。なぜなら、地球が健康であってこそ、人々は健康でいられるからだ」と語った。

デンツプライシロナのDon Casey最高経営責任者(CEO)は「デンツプライシロナにとって、FDIの新しい組織横断的なSustainability in Dentistryパートナーシップの創設メンバーであることは大変な誇りだ。企業としてのわれわれの使命は世界中の口腔衛生を改善することで、持続可能性は当社の戦略の中核だ。われわれは、将来世代のためより持続可能な世界づくりに貢献することにコミットしており、この画期的イニシアチブを通じて達成できる前進に期待している」と語った。

TePeのHelena Ossmer Thediusマーケティング・イノベーション部長は「Sustainability in Dentistryイニシアチブへの参加を非常に喜んでいる。われわれは、前向きな発展とより持続可能な社会に貢献したいと考えている。歯科における持続可能かつ循環的なソリューションに向けた取り組みは重要な使命であり、われわれは、これを成功させ、真のインパクトを与えるには協力が必要だと信じている」と語った。

▽FDI国際歯科連盟について
FDIは、世界中の100万人以上の歯科医の主要代表機関の役割を果たしており、世界を最適な口腔衛生に導くとのビジョンを掲げている。会員は、約200の各国歯科協会と130を超える国の専門家団体である。www.fdiworlddental.org

▽Sustainability in Dentistry(歯科の持続可能性)プロジェクトについて
FDIのSustainability in Dentistryプロジェクトは、開業医、患者、およびサプライチェーン自体を対象として、歯科の二酸化炭素総排出量の削減というコミットメントを動機付け、呼び起こすために立ち上げられた。同プロジェクトは、歯科医院や患者がより環境的に持続可能なものとなるための一連のツール、リソースを生み出す。同プロジェクトは、複数の利害関係者の協力を通じて歯科の環境への影響を概説する合意声明を作成する。これは、合意サミットとその成果としての持続可能な調達、供給手順確立のためのガイドラインと目的を定めた適正実施基準の基礎となる。これは、サプライチェーン全体の共同署名者によって署名される予定。新たな署名者は、文書に署名し、より持続可能な未来にコミットするよう奨励される。

Sustainability in Dentistryプロジェクトの4つの創設パートナーは、Colgate(リンク )、GSKコンシューマー・ヘルスケア(リンク )、デンツプライシロナ(リンク )、TePe(リンク )。

▽メディア問い合わせ先
Charanjit Jagait
FDI Communications and Advocacy Director
Email: cjagait@fdiworlddental.org; Tel: +41 79 796 76 13

ソース:FDI World Dental Federation

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