会計事務所TOP500の2020年マーケティング費用は平均約509万円。月刊プロパートナー独自調査で判明

『月刊プロパートナー』が独自アンケート調査を実施。会計事務所業界TOP500の最新動向を分析

株式会社アックスコンサルティングが発行する士業事務所向け経営実務情報誌『月刊プロパートナー』(リンク)では、全国の会計事務所従業員数ランキング上位500事務所を対象に「士業業界実態調査アンケート」（調査期間：2020年12月～2021年1月）を実施しました。４月号（2021年3月22日発売）では、調査結果の分析を掲載予定です。




会計事務所TOP500の2020年マーケティング費用は平均約509万円


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　全国の会計事務所従業員数ランキング上位500事務所（以下「TOP500事務所」）を対象にしたアンケート調査で、「新規契約獲得のために2020年にかけたマーケティング費用」を尋ねたところ、平均で508万5,666円だったことがわかりました。2019年の平均は468万6,977円だったため、約40万円増加しています。以前から、会計事務所の新規獲得は主に「顧問先からの紹介」が中心ですが、昨今のデジタル化に伴うWebマーケティングの強化がコロナ禍により加速したことが、マーケティング費用増加の要因の一つとして考えられます。
　また、TOP500事務所が2020年に獲得した新規問い合わせ件数は、平均216件。1件あたりの獲得コストは平均2万3,545円でした。



問い合わせ獲得ルート第1位は「顧問先からの紹介」


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　同アンケートでは、「2020年の問い合わせ獲得経路として多かったもの（上位３つまで）」という調査も実施。第1位は88.6%で「顧問先からの紹介」。2019年の調査でも80.3%で顧問先からの紹介が最も多く、会計事務所にとっては依然として大きな集客ルートとなっています。2位は53.0%で「HP」、3位は51.0%で「他士業からの紹介」でした。
　4位の「金融機関からの紹介」（47.7％）は、2019年より約11ポイント減少。金融機関からの紹介は通常、借入が難しい企業の事業計画作成支援がメインであるため、コロナ禍により政府主導の特例的な融資が大半となった2020年は、紹介が減ったと考えられます。


■士業業界実態調査アンケート
調査期間：2020年 12月～ 2021年 1 月
調査対象：国内の会計事務所従業員数ランキング上位500事務所
調査手法：インターネットおよびFAXでの回答



『月刊プロパートナー』4月特大号は、TOP500事務所の最新動向を徹底解剖！


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『月刊プロパートナー』4月特大号（3/22発売）では、「士業業界実態調査アンケート」をもとに、会計事務所TOP500の最新の取り組みを「売上・生産性」「営業・マーケティング」「組織づくり」の３カテゴリーで紹介。リモートワークやRPA導入有無での比較など、大きな変化を迫られた2020年ならではの切り口で分析しています。さらに、2021年版の会計事務所従業員数ランキングTOP500、司法書士事務所、社会保険労務士事務所、弁護士事務所の従業員数ランキングTOP30も公開します。

〈CONTENTS〉
・TOP500事務所の一人あたり売上や担当件数
・リモートワーク導入の有無で生産性は変わるか？
・RPA導入率と、RPAによる生産性の変化
・2020年のマーケティング費用と新規契約件数
・新たに始めたマーケティング施策
・2021年に取り組みたい新サービス
・TOP500事務所の初任給の平均
・リモートワーク導入有無による離職率の比較と組織づくりの変化
・一人あたりにかける教育研修費
・会計事務所 従業員数ランキングTOP500
・司法書士事務所、社会保険労務士事務所、弁護士事務所 従業員数ランキングTOP30
…and more！

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※年間購読：36,000円（税別）　単号：10,000円（税別）
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■『月刊プロパートナー』概要
発行元：株式会社アックスコンサルティング
発行日：毎月20日
価格：年間購読　36,000円（税抜・全12冊）
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＜株式会社アックスコンサルティングについて＞
1988年の創業以来、お客様である士業事務所に対して、お客様が本業に集中できるためのコンサルティング・製品サービスを提供している他、士業事務所の顧問先を含む一般企業に対し、スタートアップ支援、給与・経理のアウトソーシングサービス等を提供しています。また、士業業界の最新トレンドや実務情報、マーケティング実例など、現場のリアルな情報をお伝えする『プロパートナー』を雑誌とオンライン（リンク ）』で展開しています。
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