2020年12月のウイルスレビュー

Dr.Webの統計によると、2020年12月に検出された脅威の合計数は前月と比較して11.49%減少し、ユニークな脅威の数も24.51%減少しています。

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検出された脅威の多くを依然としてアドウェアや、ブラウザ拡張機能に含まれるマルウェアが占めていました。メールトラフィック内では、バンキング型トロイの木馬 Trojan.SpyBot.699 、VB.NET言語で記述され難読化されたスティーラ、Microsoft Officeプログラムの脆弱性を悪用するマルウェアなど多様なマルウェアが多く検出されています。

12月にDoctor Webテクニカルサポートサービスに寄せられたデータ復号化のリクエスト数は11月と比較して31.54%減少しています。最もアクティブな暗号化ランサムウェアは Trojan.Encoder.26996 で、リクエスト全体の37.14%を占めていました。

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