近畿大学医学部および近畿大学病院を大阪府堺市へ移転 南大阪における基幹病院および救急災害拠点として地域医療に貢献

近畿大学 2020年10月01日 14時05分
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近畿大学(大阪府東大阪市)は、大阪府堺市の泉北高速鉄道泉ケ丘駅前への医学部および近畿大学病院の移転(令和6年(2024年)予定)を計画しています。新しい病院では、高齢化社会を見据えた斬新な医療を展開し、近畿大学医学部および近畿大学病院の強みである、がん治療や心臓・脳血管障害などの高度最先端治療の一層の強化を図り、優秀な人材確保ならびに思い切ったIT化による病院機能の効率化、充実を図ります。また、南大阪における基幹病院および救急災害拠点として地域医療に貢献してまいります。




【本件のポイント】
●大阪府堺市に近畿大学医学部および近畿大学病院を移転
●全国でも高い実績を誇るがん治療を中心に、更なる先端医療と医学研究の強化に取り組む
●南大阪における基幹病院および救急災害拠点として地域医療に貢献

【本件の内容】
近畿大学は、令和6年(2024年)春頃を目指し、大阪府堺市の泉北高速鉄道泉ケ丘駅前への医学部および近畿大学病院の移転を計画しています。なお、本プロジェクトは創立100周年記念事業ならびに医学部開設50周年事業の一環です。
平成26年(2014年)7月に近畿大学、大阪府、堺市で基本協定を締結し、昭和50年(1975年)開院で老朽化した近畿大学病院の移転・建替え、さらに泉北ニュータウンの再生と南大阪地域の医療機能向上をめざして取り組んできました。
新たな病院では、これまで築きあげてきた日本でも有数の高度先端医療機関としての評価をさらに高め、アジア・世界の中での認知度を飛躍的に高める未来志向型病院へと生まれ変わります。また、今後の高齢化社会を見据えた斬新な医療を展開し、本学の強みである、がん治療や心臓・脳血管障害などの高度最先端治療の一層の強化を図り、優秀な人材確保ならびにIT化による効率的病院機能の充実を図ります。そして、これらを有効活用し、地域医療はもちろんのこと他の都道府県・アジア地域からも患者が訪れ、がん・脳心血管領域における西日本随一の研究・診療中核拠点病院を目指します。また、近畿大学奈良病院や、薬学部・生物理工学部等の他学部、関連分野のグローバル企業との共同研究・連携を強化し、他に類を見ない卓越した研究成果・医療技術・知的財産を開拓しつつ、これらを世界に向けて発信できるメディカルリサーチセンターとしての地位を確立させ更なるブランド力の向上・強化を目指します。新病院への移転を契機に、近畿大学における医療事業全体の社会性・効率性と安定的経営基盤を確立し最先端高度医療の継続的提供とハイレベルな研究体制を構築・堅持することを目的としています。また結果として様々な世界大学ランキングで上位にランクインできるような医学部・病院を目指します。

〈新病院移転に向けた3つのコンセプト〉
1 ITの活用と医療の効率性向上による良質な医療の提供と高収益体制の両立
2 世界へ発信できるハイレベルで斬新な医療技術の創出と研究基盤の確立
3 未来を担う優秀な人材育成と先鋭的な教育・研究・診療環境の構築

【整備計画概要(予定)】
移転先  :大阪府堺市南区三原台一丁3番9 ほか
敷地面積 :約116,000m2
延べ床面積:約147,000m2
規   模:地下1階、地上10階
設   計:久米設計・内藤建築設計事務所設計監理共同企業体(病院)
      安井建築設計事務所・類設計室設計監理共同企業体(医学部)
施   工:実施設計付施工者については今後選定予定
プロジェクトマネジメント:インデックスコンサルティング
病床数  :800床
診療科目 :34科
      循環器内科、糖尿病・内分泌内科、消化器内科、血液内科、
      脳神経内科、腫瘍内科、呼吸器内科、腎臓内科、心療内科、
      精神科、消化器外科、小児科、外科、小児外科、脳神経外科、
      心臓血管外科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、
      産婦人科、放射線診断科、放射線治療科、麻酔科、形成外科、
      リハビリテーション科、救急科、緩和ケア内科、漢方内科、歯科、
      矯正歯科、歯科口腔外科、病理診断科
施設認定 :特定機能病院、地域がん診療連携拠点病院(高度型)、
      がんゲノム医療拠点病院、肝疾患診療連携拠点病院、
      アレルギー疾患拠点病院、地域周産期母子医療センター、
      災害拠点病院、三次救急医療機関など
近畿大学医学部・近畿大学病院計画図 ※本資料に掲載している計画図は、現時点でのイメージであり、今後の検討により変更の可能性があります。泉ヶ丘駅からの道をそのまま敷地内に延長し、敷地全体を横断するブリッジへと接続させ、現在敷地内にある「緑道」へと接続し、各病院施設へは、このブリッジを介してアクセスが可能とする予定です。

【スケジュール】
令和2年(2020年)6月末に実施設計が完了し、必要な法的手続きに着手しました。近畿大学が目指す新しい最先端総合医療機関の実現に向けて、適切なプロセスのもと、堺市と連携しながら各種手続きを遂行いたします。今後の行政協議等によりますが、令和6年(2024年)春頃の開設を目指し、近く実施設計付施工者を選定して計画を進める予定です。また、今後の計画については、近隣住民のご意見も踏まえつつ、進めてまいります。

【近畿大学医学部の概要(令和2年9月1日現在)】
学  科:医学科
学生数 :医学部 735人、大学院医学研究科 110人(令和2年5月1日現在)
入学定員:医学部 107人(静岡県の地域枠を増員申請予定)、
     大学院医学研究科 45人
開設年度:昭和49年(1974年)
学部長 :松村 到(まつむら いたる)
所在地 :大阪府大阪狭山市大野東377-2

【近畿大学病院の概要(令和2年9月1日現在)】
病床数 :929床
診療科目:34科
開院年度:昭和50年(1975年)
病院長 :東田 有智(とうだ ゆうぢ)
所在地 :大阪府大阪狭山市大野東377-2

【関連リンク】
医学部 医学科 教授 松村 到 (マツムラ イタル)
リンク

医学部
リンク


▼本件に関する問い合わせ先
広報室
住所:〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3-4-1
TEL:06‐4307‐3007
FAX:06‐6727‐5288
メール:koho@kindai.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター リンク

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