グーグルのクラウドを支えるテクノロジー > 第89回 Googleのアプリケーション環境を支えるシャーディングシステム「Slicer」(パート2)

CTC教育サービスはコラム「グーグルのクラウドを支えるテクノロジー > 第89回 Googleのアプリケーション環境を支えるシャーディングシステム「Slicer」(パート2)」を公開しました。

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はじめに
 前回に続いて、2016年に公開された論文「Slicer: Auto-Sharding for Datacenter Applications」を元にして、Googleが提供するアプリケーションのバックエンドで利用されている「シャーディングシステム」について解説します。今回は、もう一歩踏み込んだ、より詳細なアーキテクチャーを紹介します。

Slicerのアーキテクチャー
 前回の記事では、Slicerのアーキテクチャーの概要を(前回の記事にある)図2のように示しました。ただし、実際の環境では、クライアント(Clerk、Slicelet)がSlicer Serviceと直接に通信するわけではありません。前回の図1に示したように、秒間200万〜700万リクエストを処理する大規模なシステムですので、クライアントの数は膨大になります。クライアントとSlicer Serviceの通信がボトルネックにならないように、処理を分散化する必要があります。図1は、この点を示したより詳細なアーキテクチャーになります。

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