活用度の高い「Raspberry Pi」にもセキュリティ対策を

プログラミングを学ぶ教材として世界的に有名な「Raspberry Pi」は、パソコンやサーバーとして活用することもでき、さらにIoTデバイスにもなる優れものです。しかし、それらと同様にマルウェアに感染するなどサイバー攻撃を受けることもあり、セキュリティ対策は必須といえます。ここでは、Raspberry Piにおけるセキュリティ対策について考えます。

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世界で広く活用される「Raspberry Pi」
「Raspberry Pi」は、イギリスのRaspberry Pi財団によって開発されているコンピュータです。その本体は非常にコンパクトですが、コンピュータに必要な機能がほぼ搭載されており、キーボードやマウス、モニターをつなげることで、パソコンとして使用することもできます。もともとはプログラミングを学ぶための教材として学校向けに作られたものですが、現在はさまざまな分野で活用されています。
Raspberry Piはコンピュータですので、OS(オペレーティングシステム:基本ソフト)が搭載されています。それは「Raspbian」と呼ばれるもので、オープンソースOSである「Linux」のディストリビューション「Debian」をベースに、Raspberry Piに最適化するようカスタマイズしたものです。また、上級者であれば別のOSをインストールすることも可能です。
実際に、コンパクトで低価格、しかも性能も向上しているので、多くの教育現場で使用されています。一般的な教育以外にも、日本でもIPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が主催する「セキュリティ・キャンプ」をはじめ、サイバーセキュリティ関する教育の現場でも活用されます。具体的には、Raspberry Piを使ってハッキングしたり、OSに「Kali Linux」を入れてペネトレーションテスト(侵入テスト)を行ったりします。
また、最近注目を集めているのがIoT(Internet of Things:モノのインターネット)での活用です。Raspberry Piには多くのインタフェース(接続端子など)が搭載されていますので、大容量のメモリーカードをハードディスク代わりにセットしたり、無線LANカードをセットすることでWi-Fiに接続して通信を行ったりすることもできます。さらにUSBポートもあるので、ここにセンサーなどを接続して数値などを計測し、異常値が確認されたらメールで通知するといった使い方もできます。

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