ブランド別 2019年年間CM視聴質ランキング(お菓子)を発表

TVISION INSIGHTS株式会社 2020年03月27日 14時15分
From Digital PR Platform


人体認識技術を用いて、テレビ視聴者の視聴態勢から「視聴質」データを取得・提供するTVISION INSIGHTS株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:郡谷康士 以下「当社」)では、独自に計測した視聴質データを基に、視聴者がどのようなCMを注視していたかを調査・分析しています。


今回は、お菓子カテゴリーの「ブランド別2019年年間視聴質ランキング」を作成いたしました。


このランキングは、VI値とAI値をかけあわせた「VI値×AI値」の高い順に順位づけしています。
これは専念視聴度合いを示す指標であり、数値が高いほどそのCMがより注視されていることを示します。

2019年に放送されたお菓子カテゴリーのCMで、最もよく見られていたのは、グリコの『グリコ』でした。
また、1位と47位のアサヒグループ食品の『ミンティア』には、36%の差があることがわかりました。

グリコがトップであった要因の1つは、タイム提供での出稿割合が高く、ターゲットが注視しやすい番組での出稿ができていたことが考えられます。もう一つは、人気タレントである綾瀬はるかさんを起用し、ダンスを織り交ぜたクリエイティブによって視聴者の注視を集められていた、とも考えられます。
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続いて、2019年に放送されたお菓子カテゴリーのCMで、F2層に最もよく見られていたのは個人全体と同様、グリコの『グリコ』でした。また、1位と47位のカルビーの『じゃがりこ』には、52%もの差があることがわかりました。

個人全体と同様の傾向ではあったものの、個人全体では47位だったアサヒ食品グループ『ミンティア』が、F2層では4位と、大幅に順位を挙げています。
この要因としては、『ミンティア』のCMで起用されている「ムロツヨシ」さんはF2層での人気が高く、またCMのシーンが美容室という事もあり、F2層が共感しやすいシーンだったことが考えられます。
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■視聴質について

VI値(滞在度=Viewability Index)
テレビが点いている際に、どれくらいTVの前に滞在しているかの度合いを示す。数値が高いほど、テレビの前の滞在人数が多く、滞在時間が長い。
AI値(注視度=Attention Index)
テレビの前に人が滞在している際に、どれくらいテレビ画面に人の顔が向いているかの度合いを示す。数値が高いほど、画面を注視した人数が多く、注視秒数が長い。
VI値×AI値(専念視聴度)→本分析対象
テレビが点いている際に、どれくらいテレビ画面に人の顔が向いているかの度合いを示す。
※VI値、AI値ともに、2016年4月から2016年9月の半年間における、放送局(NHK/ETV/NTV/TBS/EX/TX/CX)の平均値を1.0としています。


■その他の数値


GRP(Gross Rating Point)
TVISION推定のものを使用している。CMが放送された時点のTVオン率をベースに集計している。


■データの収集方法


一般視聴者宅に人体認識アルゴリズムを組み込んだセンサーを設置し、顔認証システムを用いてテレビの前に人がいるか、番組のどこで画面に注目したかといった視聴態勢を判断・計測しています。2015年6月より計測スタートし、2020年3月現在、地上波関東6局7チャンネル、地上波関西6局7チャンネル、MXテレビ2チャンネル、BS8局9チャンネルの全番組について、毎秒レベルで視聴質の計測を行っています。


■注釈


集計期間は2019年1月1日~2019年12月31日です。
期間内に1,000GRP以上放送されたブランドの、1,000GRP時点のVI値×AI値でランキング化しています。
集計対象CMは、集計期間におけるお菓子カテゴリー(TVISION独自の分類)に存在するCM(TIME+SPOT)です。
小数点3位以下は四捨五入しています。


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