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先進運転支援システムの普及に伴い、求められる変革 新しい自動車整備制度が4月1日から施行開始

ボッシュ株式会社 2020年03月27日 12時00分
From Digital PR Platform



先進運転支援システム(ADAS)の普及に伴い新しく「特定整備制度」が4月1日より施行開始
コンビニよりも多い(※3)約10万以上(※1)の自動車整備事業所が、対応のために新しい「技能」、「機器」、「作業環境」、「作業記録システム」が必要に
世界的な部品メーカー、ボッシュがトータルソリューションを提供

 先進運転支援システム(以下ADAS)を搭載した車は2020年には新車販売の9割(※4)に迫ります。しかし、搭載されているカメラやレーダーまた、これらを司る電子制御システムが正しく車と周囲の状況を検知してない場合、システムの停止、さらには事故に繋がる可能性があると言われています。(※5)そのためADASのカメラやレーダーが装着された箇所(フロントバンパーやグリル、フロントガラスなど)の修理・整備をした際に、ADASの再調整作業(以下、エーミング)が必須です。車に乗る人の安全を確保するこのADASのエーミング作業は高い精度と正確性を必要とします。また、これらの不具合を解消するためには高度な技能が必要となるため、国交省は新しい整備「特定整備制度」を制定し、施工する整備事業者への認証制度を設けました。一方、4月1日から施行されるこの制度に対応するため、国内に約10万以上(※1)ある自動車整備事業所は対応に追われています。世界的な部品メーカーで実績のあるボッシュは、この新しい自動車整備に対してトータルソリューションを提供しており、採用が広がっています。
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レーザー光を使用したボッシュADASエーミングツールを用いた作業風景
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ガラス交換時必要なADASエーミング作業

 交通事故低減のため2021年11月より搭載の義務化が予定されている自動ブレーキに加え、レーンキープアシストなど先進運転支援システム(ADAS)が数多く実用化され、今後もさらに普及が進むと予測されます。これらのADASは単眼・複眼カメラやミリ波レーダーなどが検知した情報をもとに作動しているためADASの故障や整備不良はシステムの停止、さらには予期せぬ事故につながる可能性があると言われています。(※5)そのため、フロントバンパーやグリル、フロントガラスなど、ADASが装着されている箇所の脱着を含む修理・整備を行った際に、カメラやレーダーの「ゼロ点」をシステムに正確に認識させる「エーミング」作業が必要です。今回の制度改変では、1947年の運輸省令第36号で制定されて以来74年間適用されてきた、車の基本動作である「走る、曲がる、止まる」に必要な項目を整備する従来の「分解整備」に、このエーミングに代表される、車の「検知する」機能を整備する「電子制御装置整備」が加わり、新しい「特定整備制度」として4月1日より施行開始します。これまでもADASのエーミングは行われていましたが、安全を確保するこの作業には高い精度と正確性、また、高度な技能が必要となることから、整備事業者の新たな認証制度も加えられました。
 しかし、約10万以上(※1)の自動車整備工場や、車体整備事業者、ガラス修理業者などは、この認証を取得しこれまでの事業を継続するために、新しい「技能」、「機器」、「作業環境」、「作業記録システム」など、多くの要素を必要とするため、その対応に追われています。特に、自動車メーカーと契約を結んでいない整備事業者は、74年間適用されてきた従来の機械的な点検・整備から、新たに電子制御による車両システム不具合の原因と、その対処方法を短期間で独自に学ばなければいけないという困難に直面しています。また、エーミングツールのような新たな校正機器や、診断ツール(スキャンツール)を必要とし、車種やシステム、状況に応じてそれらを正確に使用する必要があります。そして、このカメラやレーダーの「ゼロ点」をシステムに正確に認識させる作業には平滑な作業場と一定の広さの屋内環境が必要となります。しかし、正確な作業を施した事が証明できない場合、整備後に発生した不具合や最悪な場合は事故の責任を問われる可能性もあり、実際、アメリカでは既に整備工場に約35億円の求償が発生したケースがあります。そのため、適切な整備が正確に施されたことを証明する作業記録システムが必要となります。このように新しい整備に対応するためには多くの要素を必要としています。
既に欧州・国産車メーカーで採用実績のあるボッシュはこの整備業界の変革に際してトータルソリューションを提供しています。ボッシュのエーミングツールは長年にわたる自動車メーカーへの純正ツール納入実績を元にしたノウハウを採用しているため自動車メーカー指定のエーミングプロセスに準じながらも、正確かつ短時間でADASのカメラやミリ波レーダーの正確なエーミング作業を行う事ができ、幅広い車種に対応するための付属品を取り揃えています。また、自動車整備事業のサービス品質を担保するために「ボッシュ ADASエキスパート認定店制度」を設けており、エーミングツール、診断ツール(スキャンツール)、工場監査、認定トレーニング、クラウド上の作業エビデンス(証拠)、ホットラインのトータルソリューションを提供しています。そして、これら全ての要件を満たす事が困難な自動車整備事業所も存在するため、地域毎に共同事業体を組んで対応する必要が出てきています。ボッシュはこの活動にも積極的にして参画しており、先進安全自動車の機能維持と安全性の確保に貢献していきたいと考えております。

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国交省資料より
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