皮膚科医と共同で開発 軽量かつ広範囲に皮膚観察ができるダーモスコープ

別売品のコンバージョンレンズで倍率も簡単に変更可能

カシオ計算機は、皮膚科医や形成外科医に向けて、軽量かつ広範囲に皮膚観察ができる直径40.5mmの大口径レンズを搭載したダーモスコープ『DZ-S50』(共同研究:千葉大学)を3月16日に当社のウェブサイト(リンク)にて発売します。
※ダーモスコープ: 皮膚疾患を診察する際に、皮膚の腫瘍やホクロなどの色素病変を観察するための専用の拡大鏡。




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当社では、これまで培ってきたカメラ技術と皮膚科医の知見を組み合わせることで、ダーモスコピー検査を効率的に学べる無料の学習サービスや、患部の接写と通常の撮影が1台で可能なダーモカメラ、撮影画像を管理できるパソコン用ソフトを提供してまいりました。

今回ご案内します『DZ-S50』は、これまでの学習サービスやダーモカメラの開発を通じて皮膚科医からヒアリングしたニーズを集約し、医工連携により開発しました。例えば、患部の見えやすさだけでなく、広い範囲で観察できることへのニーズがあることを受けて、直径40.5mmの大口径レンズを搭載。レンズの端まで歪みを少なくしており、スムーズに観察できます。また、皮膚内部の色や構造を確認するための偏光、皮膚の表面の病変部を確認するための非偏光をワンタッチで素早く簡単に切り替えられます。重さも約125gと軽量で、持ち運びに便利なサイズに仕上げました。

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さらに、マグネットにより簡単に着脱できる別売品のコンバージョンレンズ『DSL-50M』を用いることで、レンズ倍率を6倍から9倍に拡大でき、小さな病変も観察が可能です。

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DZ-S50:76,780円 (税込)
DZ-S50/DSL-50M(同時購入):87,780円 (税込)
なお、『DSL-50M』単品での購入の場合は、21,780円(税込)です。
本日よりウェブサイトにて予約販売を開始。先行予約の場合、同時購入価格は82,280円(税込)となります。

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【皮膚科分野における当社のこれまでの実績】

皮膚がんである悪性黒色腫の診断スキルの習得には長期間の経験が必要とされており、早期の段階で悪性黒色腫を適切に判断するのは難しいという問題があります。
そこで当社は、2015年にデジタルカメラ開発で培った画像変換技術を基に、病変の構造や血管の分布状況を顕在化させることで効率的にダーモスコピー検査を学べる無料のサービス「D’z IMAGE」を開始。以後、医工連携を行いながらコンテンツを拡充しています。
また、2019年5月には皮膚にレンズを直接当てて撮影する接写と、通常の撮影が1台で可能なダーモカメラ「DZ-D100」(共同研究:千葉大学)、撮った画像を管理できるパソコン用ソフト「D'z IMAGE Viewer」(共同研究:信州大学)の販売・提供を開始しました。今後、AIによる皮膚がん診断支援システムの開発を進め、観察・記録・画像の管理・診断補助という診察に必要な要素を一貫して提供することで、皮膚科分野における医療への貢献を図ってまいります。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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