第4回世界原子力展示会 WNE 2020

世界最大の民間原子力産業展示会 2020年6月23~25日

世界原子力展示会「World Nuclear Exhibition (WNE)」が、6月23日(火)~25日(木)にパリ・ノール・ヴィルパント見本市会場(ホール7)で開催されます。GIFEN(フランス原子力産業協会)の委託を受けてReed Expositions Franceが主催する本展示会は、今回で4回目を迎えます。2020年のテーマは「原子力産業、低炭素社会の主要パートナー」です。
フランスで2年毎に開催されるWNEは、世界中の原子力業界関係者が集う商談の場として、また業界が直面する主要な問題や課題を話し合う場として必要不可欠な存在になっています。
WNEの核にあるのはイノベーション。あらゆる規模(大企業グループ、中堅企業、中小企業、スタートアップ企業等)の出展者に戦略的提携や新契約の機会を豊富に提供します。

WNE 2020 主要データ :
• 出展者数730社/団体、来場者数 23 000名、 参加国62ヵ国
• 16ヵ国のパビリオン
• 商談数4 500件
• 国際的な意思決定者1 500名と多数の国際公式代表団が参加


原子力産業、低炭素社会の主要パートナー
2050年までのカーボンニュートラル達成に向けて歩を進める中、エネルギー移行の問題は政治的、経済的、社会的議論の中心にあります。グローバルな気候変動の危機を前に、多くの国で化石燃料の使用削減に基づいた新しいエネルギーモデルの基本を確立する試みが続いています。将来的な持続可能なエネルギーミックスへの移行の鍵の1つが、原子力です。WNEは2020年のテーマ「原子力産業、低炭素社会の主要パートナー」でこれらの大きな課題を取り上げます。

WNE新会長Maurice Gourdault-Montagne(モーリス・グルドー=モンターニュ)は次のように述べています。
「低炭素経済の目標を達成する上で、エネルギー移行において原子力が極めて重要な役割を果たすことになると確信しています。」

2020年の新企画
• 小型モジュール炉(SMR)・新型炉デーとして、6月25日は小型炉(50~300MW)に関して世界各地で進められている各種プロジェクトに焦点を当てた1日となります。従来の原子力発電設備より小規模なこれらの設備は、時代遅れとなった化石燃料発電を実際に置き換えることのできる、低炭素エネルギーのニーズに合った発電設備であると考えられています。当日は、多くの国際公式代表団を迎え、将来的なエネルギーシステムにおけるSMR技術や新型炉の使用に関連する課題と機会について話し合う、他にはない貴重な場を提供します。
• 世界における原子力エネルギーの推進に貢献した原子力セクターの国際的なエキスパートを表彰する名誉賞「WNEフェローアワード」を設け、第1回目の授賞を行います。

ビジネスミーティング、ディスカッション、多くのイノベーションが詰め込まれた3日間
• 今回も、WNEアワードでイノベーションを奨励します。展示会初日に、製品とサービス部門、原子力の安全性部門、優秀オペレーション部門、ナレッジ・マネジメントとスキル部門の4部門にわたり、2018年と同様、各部門で大企業グループ、中小企業のそれぞれに賞を1つずつ設け、8つの賞が授与されます。
• 今年もStartup Planet(スタートアップ・プラネット)、ガイド付きツアー、Investors’ Day(投資家デー)、出展企業によるワークショップ、パネルディスカッション等、WNEの定番企画の数々が開催されます。

世界規模のイベント
WNEには世界市場のリーダーやキープレーヤーが参加するという国際性も定着しています。2020年はスタンドの4割を国外40ヵ国(ドイツ、ベルギー、カナダ、中国、韓国、スペイン、アメリカ、フィンランド、イタリア、イギリス、ロシア、スウェーデン、スイス…) が占め、今回はチェコ共和国とウクライナが初参加します。
日本をはじめ、アルゼンチン、ベルギー、カナダ、中国、フィンランド、ドイツ、ポーランド、ルーマニア、韓国、スペイン、イギリス、アメリカ、ウェールズなど、16ヵ国のパビリオンも予定されています。また、各国政府、各種機関、大手バイヤー等を代表する国際的な上級意思決定者1,500名に加え、その他多くの公式代表団の参加も予定されています。

さらなるビジネスチャンス
2020年のWNEは、かつてないほど原子力業界にとってビジネスを促進する場になるでしょう。3日間に4,500件のビジネスミーティングが見込まれています(2018年は4,000件)。出展企業(中小企業、中堅企業、大企業グループ)を対象にしたこれらのミーティングは、意見交換、経験の共有、新規提携、サプライヤーとグローバルな大手請負業者間での契約に、すばらしい場を提供します。
前回までの成功の上に、WNE 2020は再び世界の民間原子力産業全体を集め、国際的な上級意思決定者、公式代表団、科学専門家、エンジニア、技術者、スタートアップ企業、メディア等が一堂に会することになります。

用語解説

GIFEN(Groupement des Industriels Français de l’Energie Nucléaire/フランス原子力産業協会)
について : www.gifen.fr
GIFENは、フランスの原子力産業の約190の企業・団体が加盟する産業協会で、世界の民間原子力関係企業・団体との関係醸成と国際文化の推進を目的としています。GIFENは目的達成に向けてWNEが役割を果たせると確信しており、その主催者としてWNEの発展を目指しています。
WNEは世界の関係者が実際に対面し、国際的に著名なエキスパートの出席の下、かつてなかった種類のミーディングに参加する機会を提供する3日間です。また、原子力セクターのリーダーや意思決定者たちがビジョンや目的を共有し、ネットワークづくりや戦略的なトピックに関する意見交換を行う機会を提供するイベントでもあります。
こうして、WNEは世界の原子力産業の優れた発展に寄与したいと願うプロフェッショナルたちや企業(小企業から中堅企業まで)が参加すべき主要イベントとなっています。

REED EXPOSITIONS FRANCEについて - www.reedexpo.fr 
Reed Expositionsは、18の産業部門において40の主要な見本市(Batimat, EquipHotel, IFTM-Top Resa, Expoprotection, Pollutec, SITL, Maison & Objet*, Fiac, Paris Photoなど)と45のインターネットサイトおよびブログを展開し、クライアントに向けて事業の発展促進に結びつくコンタクト、コンテンツ、ネットワークを提供しています。Reed Expositionsが主催するイベントのクライアントは、フランス国内外の企業18,600社余、バイヤー108万人にのぼります。Reed Expositionsを傘下に収めるReed Exhibitionsグループは世界的な見本市主催企業です。フランスでは2つの子会社Reed Expositions FranceとReed Midemを擁し、60以上のイベントを展開するマーケットリーダーです。
* Reed Expositionsの子会社SAFIおよびAteliers d’Art de France(フランス工芸家組合)が主催

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