日本イーエスアイ 第30回ユーザー会「30th PUCA-ESI Users’ Forum Japan 2019-」を開催

- 「ゼロ試作」への挑戦を支援する、ESIのデジタルトランスフォーメーション-

日本イーエスアイ株式会社(本社:東京都新宿区)は、ESIユーザー会「30th PUCA-ESI Users’ Forum Japan 2019-」を、2019年11月27日 (水)、28日 (木) にヒルトン東京にて開催いたします。

日本イーエスアイ株式会社(本社:東京都新宿区)は、ESIユーザー会「30th PUCA-ESI Users’ Forum Japan 2019-」(30thプカ イーエスアイユーザーズフォーラムジャパン、以下「本カンファレンス」)を、2019年11月27日 (水)、28日 (木) にヒルトン東京にて開催いたします。

本カンファレンスは、1991年の第1回目から始まり以降毎年継続され、本年で30回目を迎える歴史あるユーザー会議で、例年自動車・航空宇宙・エネルギー・重工・電子/電機・船舶等幅広い産業から400名近くのお客様にご来場いただいています。
記念すべき第30回目の本会では、基調講演に株式会社本田技術研究所様、三菱自動車工業株式会社様を迎え、現在および今後のクルマづくりにおける取り組みについてご講演いただく予定です。また基調講演に続く初日午後からの本会議では、”Engineering”・”Manufacturing”・” Innovation & Discovery”としたESI Groupの3つのビジネスピラーを軸に、衝突安全、乗り心地、音響・振動、複合材成形、プレス成形、鋳造、溶接、VR等さまざまな分野のユーザー様からの講演を予定しています。
また、ESIからはICT(インフォメーション アンド コミュニケーション テクノロジー)とHPC (ハイ・パフォーマンス・コンピューティング)技術を融合し、「Digital Transformation」をテーマに、コスト削減・短納期化・軽量化等多くの課題を抱えるお客様へさらなる試作レス・効率化を支援する最新情報を発信いたします。

<Highlight Session for PUCA2019>
【Innovation & Discovery】 セッション – 11月27日(水)午後
ESI Groupはさらなる試作レスへのニーズに貢献するため、従来、負荷の高い計算とされてきた複雑な問題をリアルタイムシミュレーション化する新たな技術開発に取り組んでいます。
製品のライフサイクル全体を通して関連情報をITで一元管理するPLM手法を、その運用環境と結びつけ相互作用による影響を製品性能に反映させることにより、製品の連続的な運用状態を仮想的に予測しようとするチャレンジがESI Groupの提唱する‘Product Performance Lifecycle’ (PPL™)です。
PPL™を実現するための画期的なコンセプトであるHybrid Twin™は、製品のライフサイクルで起こる様々な物理的事象を示す製品から送られてくるセンサーデータをコンピュータ上に構築する製品シミュレーションモデルに反映させ、ライフサイクル全体における製品の性能をリアルタイムに管理する手法です。
基調講演からつながる本セッションでは、Hybrid Twin™のコア技術として期待されているPGD(Proper Generalized Decomposition)法によるMOR(Model Order Reduction)やフィジカルシステムモデリング技術を用いたMBD(Model Base Design)についてESI Groupから技術紹介を行うとともに、海外のユーザー様から先進的な取り組みに関する事例についてご講演いただきます。

【Virtual Reality】 セッション – 11月27日(水)午後
製造業においても幅広くVRの活用が進む中、ESI GroupのIC.IDOは、さらなる設計・製造現場のニーズに応えるべく、昨年フィンガー / フルボディトラッキング機能を装備したV12をリリースし、ものをつまむ・つかむ、動かすといった作業者主体・作業者目線でのよりリアルな検証が可能となりました。拠点間通信機能が強化された今年リリースのV13では、ネットワークを通じて離れた拠点間で同一の製品モデルを共有し、それぞれの作業者が共同で組付検証を行ったり、製造工程における問題を瞬時に共有したりすることが可能になりました。
IC.IDOが展開するこれらの新しいチャレンジは、製造業の企業各社が待望している「実機や実体模型を用いたと同じような環境」をVR空間内に構築しようとするものであり、従来のVR検証を大きく変え、完全なるHuman Centric Validationの実現を予見させる新たなVR技術として設計製造現場を支援します。
本セッションでは、ESI Groupが提供するIC.IDOの最新技術情報に加え、ユーザーであるトヨタ自動車様・コニカミノルタ様よりそれぞれの分野における活用事例をご発表いただく予定です。

PPL TMについて
27日午前 日本イーエスアイ代表取締役社長松岡からの開会挨拶に始まる基調講演およびESI Group CEOのCristel de Rouvray, COOのVincent Chaillouの講演では、「ゼロ試作」への挑戦を支援するESIのデジタルトランスフォーメーション、およびその鍵となる新たなチャレンジである「PPL TM」について、具体的なビジョンや最新情報をお伝えします。

「HybridTwin TM」とは、従来の「デジタルツイン」をリアルタイムで実現するESI独自の技術です。
製品から入手したセンサーデータをもとに製品寿命の中で起こる様々な物理的現象を把握した上で、製品シミュレーションモデルを使い、その性能の評価・管理をリアルタイムで可能にします。
その鍵となるのは、IoT技術・クラウドコンピューティング・Big-data解析・実物の製造同様に製造工程の影響を取り込んだ高精度なシミュレーション(End to End)モデルに加え、リアルタイムシミュレーションを可能にするモデル縮退技術です。

この技術は、実製品を完全に再現したバーチャルモデル「Hybrid Twin™」をもとに、その2つを共存させることで、製造段階から製品使用までの製品ライフサイクル全般において、性能および品質に対する重要な洞察を得る、新しいVirtual Prototyping 解析分野の扉を開くものです。

【ESI Group/日本イーエスアイについて】
ESI Groupは、「材料物理学」を重視した革新的なソリューションおよびサービスを提供する『バーチャルプロトタイピング』のリーディングカンパニーです。物理的な試作と実験を仮想的な設計・製造・アセンブリ・試験・評価に置き換え可能とする独自のソリューションを開発してきました。
今日の最新技術を駆使したESIのバーチャルプロトタイピングは、製品の使用開始から寿命にいたるライフサイクルでの性能評価を課題とする、より広いコンセプト:「Product Performance Lifecycle™」を提唱します。それは、シミュレーション・物理学・データ分析を活用しHybrid Twin™を作成することで、よりスマートに製品を開発し、その実製品とのつながりを保ち、製品使用期間全域での性能予測とメンテナンス必要時期の予期を可能にします。

ESI GroupはNYSEユーロネクスト(コンパートメントB)に上場しているフランス企業です。世界40カ国以上のお客様ニーズに応えるため、全世界で1,200人以上のスペシャリストを雇用し、2016年には1億4,100万ユーロの売上を計上しています。日本イーエスアイ株式会社(ESI Japan,Ltd.)は、日本イーエスアイ株式会社は、フランスに本社をおくESI Groupの日本法人で、ESI Groupの提供するソリューションを日本で販売・サポートをするため、平成3年に設立されました。

【開催概要】
日時: 2019年11月27日(水)・28日(木)
27日: 9:50 - 17:15 カクテルパーティー・懇親会 17:15~20:15
28日:10:00- 17:15
会場: ヒルトン東京 アクセス(リンク) 東京都新宿区西新宿6-6-2 Tel. 03-3344-5111
製品展示:協賛企業様各社、ESIの製品を展示予定
詳しいプログラムはこちらをご覧ください(リンク) 。

【本カンファレンス・製品、リリースに関するお問合せ先】
日本イーエスアイ株式会社 営業本部 
TEL : 03-5331-3831 E-mail : info.jp@esi-group.com

このプレスリリースの付帯情報

ESI Group

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