アズジェントのコネクテッドカー・セキュリティのパートナーUpstream、シリーズB投資ラウンドにおいて、自動車メーカー系より資金を調達

~ アズジェントも引き続き、間接投資を実施 ~

アズジェントのコネクテッドカー・セキュリティのパートナーであるUpstream Security Ltd.は、10月21日に投資ラウンド シリーズBにおいて、ルノーベンチャーズ、ボルボ・グループ、現代自動車をはじめとする投資家グループから3000万ドルの投資を受け、同社のこれまでの総投資額は4100万ドルに達したと発表しました。

【Upstream】
Upstreamは、コネクテッドカーをサイバー攻撃や悪用から保護するために設計されたサイバーセキュリティソリューションです。車両やドライバーの携帯端末からサーバに送信される様々なデータを収集し、データを正規化、AIを用いた分析を行います。その結果、通常とは逸脱した状態の車両を発見した際には、すぐさまSOCへ通知します。これによりSOCの管理者は複数の車両の中から異常が発生した車両を発見、対処することが可能となります。
Upstream社の共同創設者 でCEOのYoav Levy氏は、「世界でも主要なスマートモビリティ企業を含む投資家グループが最初に投資したということは、業界が取り組んでいる問題の深刻さを証明するものであり、Upstreamのテクノロジーとわれわれのチームが成し遂げた進歩を強く支持するものです。私たちのミッションは、地球上のすべてのコネクテッドカーとスマートモビリティサービスを保護することです。資金調達の完了は、私たちのデータ志向型クラウドベースプラットフォームに対して増大する需要を満たすのに最適なタイミングであり、この極めて重要なタスクを達成するために必要な能力をお客様に提供します。」と述べています。

【投資における各社のコメント】
・ルノーベンチャーズ Direct Investments Director Christian Noske氏
私たちは、Upstreamの成熟したプラットフォームとエキサイティングな顧客牽引力に感銘を受け、投資を行いました。世界クラスのUpstreamチームは、モバイル業界で増大する問題を解決するビジョンを持った技術的アプローチによって拡張性の高い、とてもユニークなクラウドベースの自動車サイバーセキュリティモデルを構築しました。
・ボルボ・グループ 投資ディレクター David Hanngren氏
Volvoにとって、お客様のコネクテッドカーの保護は常に最優先事項です。彼らはこのユニークな分野に取り組むための素晴らしいビジョンを持っており、非常に印象的な管理チームを持ち、自動車分野の専門知識とサイバーセキュリティの両方に深く精通しているため、アップストリームへの投資を選択しました。
・現代自動車 オープンイノベーション・インベストメントグループ VP Yunseong Hwang氏
セキュリティは、我々が妥協することのできないコネクテッドカーの核心要素です。Upstreamは、最適化されたセキュリティ技術によって車両のセキュリティを強化できることを実証してきました。私たちは、Upstreamがコネクテッドカーのセキュリティ革新をリードしていると信じています。
・Nationwide ベンチャーキャピタルチーム リーダー Erik Ross氏
Nationwideは、コネクテッドカーの安全性とセキュリティは密接に関連していると認識しています。車両のテクノロジーが高度化するにつれ、セキュリティは重要な構成要素となり、Upstreamのソリューションは、進化するモビリティエコシステムにおけるメンバーの保護にフォーカスしています。

【今後の展開】
アズジェントは今後も、日本市場においてUpstream社と共同で、今後訪れるコネクテッドカー社会のセキュリティを維持するべく、啓蒙活動とソリューション提供を行っていきます。

Upstream社発表資料
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