logo

第10回Golden Comic Awardsが台湾漫画の成熟を示す

Ministry of Culture of Taiwan (Republic of China) 2019年10月09日 13時46分
From 共同通信PRワイヤー

第10回Golden Comic Awardsが台湾漫画の成熟を示す

AsiaNet 80919 (1917)


【台北2019年10月9日PR Newswire=共同通信JBN】第10回Golden Comic Awards(金漫賞、GCA)が9月25日、文化部の主催により台北で開催された。今年の賞には約102件の応募があり、9つの賞カテゴリーで24件が受賞者に選ばれた。今年のComic of the Year Award(年度漫画大賞)は「ピンクリボン」シリーズでマンデー・リカバー(Monday Recover)氏が受賞した。授与にあたって審査員は、マンデー・リカバー氏はフレッシュで新しいスタイルを提示し、台湾の漫画が自分のリズムに乗って進んでいることを示したと述べた。さらに審査員が共有したのは、この受賞作は少女向け漫画の制約を突破して読者から力強い反応を引き起こしたことである。この漫画は大きな物議をかもし、若手漫画アーティストの可能性を見せつけた。

Photo - リンク

今年のSpecial Contribution Award(特別貢献賞)はユー・ランフィ(Yu Lung-Hui)氏が受賞した。彼は2017年Special Contribution Award受賞者のスー・マオスン氏と共に、台湾の武術漫画における双璧である。ユー氏は最も影響力のある1960年代の武術漫画クリエーターの1人。ユー氏の作品は台湾の漫画の発展に極めて重要であり、テレビシリーズや映画にもなっている。ユー氏は受賞にあたり、漫画は50年前には若者に害があるものと見られたが、現在ではこの芸術形態に国家賞を設定し、積極的に促進していると述べた。続いて同氏は文化部の漫画への支援に感謝の意を表した。また、同氏は台湾漫画基地での漫画展示会の経験、そして文化部の継続的なサポートによって台湾は世界クラスの漫画を生み出せるという確信を共有した。

GCAの開幕日、鄭麗君文化部長は映画、その他のオーディオビジュアル製作のセンターを設立する法令の立法評価で多忙だった。そのため、シャオ・ツォンファン次長が部長代理として第10回GCAのホスト役を務めた(鄭部長はその後、漫画アーティストとクリエーターに感謝・奨励する式典に参加した)。このイベントで同次長は、漫画は言葉と画像の両方が一体になっている他に類のない芸術の形態であるとし、読者が想像の限界を押し広げることに役立っていると述べた。台湾の漫画アーティストは彼らの創作物を使い、終わることのないビジュアルの饗宴を読者に提供している。近年、漫画は領域横断的な文化適応への最前線部隊になった。例えばWellspring Theater(水源劇場)は最近、The Apocalypse of Darkness WarfareとSalah-DのHades ProtocolをベースにしたダンスパフォーマンスのHades Apocalypseを開催した。阮光民氏のYong-Jiu Grocery Store(用九柑仔店)が小型スクリーンで上映され、台北のHuashan Culture and Creative Park(華山創意文化園区)には同作品に基づいたポップアップストアがオープンした。嘉義県の風景をフィーチャーしたこの漫画の大ヒットのため、同県はインスタグラマーの間で人気の観光デスティネーションになった。

シャオ次長は、文化部は過去4年にわたって蔡英文総統と行政院に支えられ、漫画への資金、スペース、組織的サポートの提供を推進してきたと共有した。台湾政府は特別インフラストラクチャー法案を起草し、6億400万台湾元以上を3年にわたってアニメ、漫画、ゲームに投資した。この総合パッケージには2018年から2020年まで投資されている3億2000万台湾元のComic Guidance Fund(漫画ガイダンス資金)を含む。この資金提供によって現在までに80以上の作品が出版され、3年目の適用も承認されつつある。

文化部は今年、アニメーション向けのガイダンス資金の提供も実施しており、漫画研究向けの資金は台湾漫画の歴史への人々の関心を高めている。さらに、台湾漫画基地が今年、鳴り物入りで設立された。ついに、台湾の漫画が自分の場所と呼べるものを持つ。現在までに創造的アーティストの10チームが3つのステージで同基地に定住している。ビジネスのマッチング会合もそこで開催され、とりわけ漫画アーティストの左萱氏は桃園市大渓を舞台とするRites of Returningのオーディオビジュアル権を販売する契約に調印した。

今年、文化部はIPコンテンツラボも立ち上げた。このラボは特殊効果とポストプロダクションの人員展開で強力な手段である4Dビュー・モーションキャプチャー技術が特徴である。同ラボは、一度は再現するのが不可能だった漫画のエレメントを手の届くものにすることで、漫画をビジュアル、拡張現実、仮想現実、その他の形態のコンテンツに応用する新たな可能性を開く。最近立ち上げられたTaiwan Creative Content Agency(台湾文化内容策進院、TICCA)は領域横断型の文化コンテンツの興隆を促進するために金融メカニズムを策定する。政府はこの芸術形態が自由な雰囲気の中で成長を続けて世界のステージで輝くとの希望を持って配信システムの構築に取り組み、漫画アーティストが何の制限も受けずに彼らの作品を洗練することに集中できるようにする。

今年のGCAは過去の例にならって進行した。それは多くの時間をミーティングと交流に使い、台湾の漫画をグローバルブランドに発展させるプラットフォームとしての展開である。シンポジウム、ビジネス・マッチングイベント、その他の交流イベントは国内ならびに全世界の読者からの台湾漫画への一層の関心を促進することに役立っている。

授賞式の出席者は受賞歴を持つシンガー・李千娜の優しくささやく歌声を楽しみ、観衆とインタラクトしてGCAのテーマソングを歌ったVTuber(バーチャル・ユーチューバー)の最新メンバー、LanCee(蘭希)を紹介された。VTuberはTICCAから戦略的計画のガイダンスを受けており、漫画、テクノロジー、音楽がどのようにして一緒になるかの成功事例である。候補者を紹介する映像を通してゲストをバーチャルにリードするScrolls of a Northern Cityの著者、ミン・フー氏とともに、漫画はまたGCAのアレンジを知らせた。そして最後に、ミン・フー氏が実際に登場して賞を授与した!

第10回Golden Comic Awardは10月12日の午後5時にTaiwan Television systemで放送される予定。主催者は、台湾の漫画の発展とその理想主義的なクリエーターへの継続的サポートをすべての人にお願いする。

Photo - リンク

Photo - リンク

Photo - リンク

ソース:Ministry of Culture of Taiwan (Republic of China)

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]