「ル ヴェール エ ラシエット」 コレクションに新刊が登場

ドメーヌ クラレンス・ディロン 2019年10月03日 23時08分
From 共同通信PRワイヤー

「ル ヴェール エ ラシエット」 コレクションに新刊が登場

AsiaNet 80879

「ル ヴェール エ ラシエット」 コレクションに新刊が登場

クリストフ・ペレ - ル・クラレンス
2019年10月2日に刊行されるこの一冊で、ミシュランガイド二つ星のシェフによる巧緻な料理の世界を堪能してください。

【パリ2019年10月3日PR Newswire】
2015年にルクセンブルク大公国のロベール殿下が、「黄金の三角」と呼ばれるパリのラグジュアリーなカルチエにある自邸で、シェフ クリストフ・ペレの料理を提供するという大胆な賭けに出ました。シェフの料理はガストロノミー界を瞬時に魅了し、『ル・クラレンス』レストランは、公式オープンわずか1年にしてミシュランガイドで二つ星を獲得しました。

シャンゼリゼ通り間近のル・クラレンスは、ファミリー企業「ドメーヌ クラレンス・ディロン」のパリ本社内に置かれています。この栄えある企業はボルドーワインの3つの著名ドメーヌであるシャトー オーブリオン、シャトー ラ・ミッション、シャトー カンテュスを所有しています。  過去20年間のあいだに、すぐれたワインの販売を行う「クラレンス・ディロン ワインズ」、リテールビジネスを手がける「ラ・カーヴ・ドゥ・シャトー」もディロンファミリーのポートフォリオに加わりました。そして2005年、このワインを扱うクラレンスファミリーが、さらなる至宝を導入します。

ロベール殿下自身の言によれば、「レストランのプランは、シャトー オーブリオンの雰囲気を光の街パリのさなかにクリエイトすることにありました」。まったく伝統的な空気のなかで現代的な自由さをもった料理をサーブするというアイデアは、突飛に映ったかもしれません。シェフ クリストフ・ペレの料理は、ルクセンブルク大公国のロベール殿下をたちまちに魅了しました。殿下によれば、その料理は「手堅い基礎をみっちりと学び、伝統的なフランス料理を巧みに操ることができる者のみに許された反抗精神にあふれて」います。自然な成り行きとして、ロベール殿下はクリストフ・ペレに「ル・クラレンス」の采配を任せます。

インスピレーションと情熱にあふれ、独自のエスプリを持った料理

ル・クラレンスは驚きにあふれた卓越の料理だけではなく、ほぼフランス産の最高級ワインと蒸留酒のみで構成された、世界に誇るベストワインリストを有します。この新しいロケーションで、ガストロノミーとワインを通じてフランス流のたしなみである「アール・ド・ヴィーヴル」が称揚され、新たな地平が切り開かれます。  

メゾンのエスプリを伝えるにあたって、感覚に鋭くエピキュリアンを解する経験豊かなプロが要されました。  こうして指名された増井千尋が、謙虚さを忘れないクリストフ・ペレの才が発揮された料理を解説します。「感覚を刺激するシェフの自発性、インスピレーション、コンポジションが味わう者を魅惑します。

クリストフ・ペレの料理には表面的なものがなく、つねに率直で純粋。無駄な装飾がそぎ落とされた永遠の料理です。彼は、その想像力と引力において他者から一線を画しています。あらゆる料理がストレートに表現されるとともに、ディティールへの配慮が際立ってます。見かけ倒しの一切ない料理が、味覚に対する先入観を一掃します。視覚、嗅覚、味覚を楽しませるコンポジションのひとつひとつに、抑制、純粋さ、神がかった要素が感じられます」。増井千尋は、アロマを感じ取り、思いを込めて材料に触れ、テクスチャーを解剖していきます。著者の描写を通じて、読者自身が実際に味わっているかのような体験へといざなわれます。クリストフ・ペレのレシピ本には70のレシピが収められています。そのなかの20近くのレシピは、シェフとの会話ややりとりで構成されています。著者の導きで、読者がクリストフ・ペレのインスピレーションの旅へと赴きます。料理の数々が生み出されるさま、届けられたテーブルで風味の頂点を極めるさまを追体験することができるでしょう。クリエイティブでナラティブなこのレシピクロニクルは、旅行記になぞらえられます。

そしてリチャード・ホートンが手がけた高精度で暗示的な写真の数々が、本著のほかにはない散文的な手法を巧みに称揚します。写真家の作品には、ル・クラレンスで晩餐を享受した人のみが知るセンシュアルでヘドニストな側面が余すところなく反映されています。

著者について

クリストフ・ペレ 「ル・クラレンス」シェフ、レシピ著者
パリで人気を博するペレの小レストラン「ラ・ビガラード」のエンタランスには、すでにミシュランガイドの二つ星が輝いていました。パリ8区のフランクリン・ルーズベルト通り31番地にオープンした「ル・クラレンス」は、レジデントシェフとして迎えられたクリストフ・ペレによって、またたく間に二つ星を獲得しています。ペレは、ル・クラレンス近隣に位置する名だたるレストランでシェフを務めた経験から、この界隈を知り尽くしていました。そのなかには、ルドワイヤン、ラセール、ピエール・ガニェール、ル・ブリストル、ル・ロワイヤル・モンソーの名が挙げられます。その謙虚な性格から、偉大な才能にもかかわらずスポットライトの光を免れてきた彼も、今や世界中でその名を知られるようになりました。本著作によって、その才能に彩られたレシピがはじめて公にされます。フランス国内外のガストロノミー界で待ち望まれた一冊がようやく実現されました。Atabula.comが選出する「パリのベストレストラン」ランキングにおいて、ル・クラレンスは見事に第一位を獲得しています。また、栄えある「ラ・リスト」にもいち早く姿を現しました。2019年2月には、「ワールドレストランアワーズ」における「インターナショナル オスカー オブ ワイン」を獲得しています。


増井千尋 著者
4歳の時にジャーナリストの両親について日本を離れ、ニューヨーク、ロンドン、次いでパリへと移り住み、パリにおいて哲学を修めます。各国を回った経験から、世界の料理に関する非常に豊かな知識を有します。3か国語を操って国際的なプレスや出版界に向けた記事を実現し、なかでも一流シェフのクリエイションを好んで手がけています。主な著作には、「アントン - ル・プレ・カトラン」(2008)、「エリック・ブリファール - ル・サンク」(2012)、「浜田統之」(2014) いずれもグレナ社刊のほか、ル・シェーヌ社から「アストランス」(2012)、「ケイ」(2014)、「ソラ」(2015)を刊行し、リチャード・ホートンとコラボレートしています。

リチャード・ホートン 写真家
アイルランド出身のリチャード・ホートンは、現在ロンドンを拠点としています。14歳の時にはじめて「ジ アーキテクチュラル レビュー」を出版し、そのマルチな才能から、音楽界(ポール・マッカートニー、ルチアーノ・パヴァロッティ、ダニエル・バレンボイム、デヴィッド・ボウイなど)、舞踏&演劇(ボリショイバレエ、英国ロイヤルバレエ、マイケル・クラーク、ジェームス・ティエレなど)から、トラベル、ファッション界まで幅広いジャンルに関わっています。過去20年にわたって、増井千尋とのコラボレーションにおいて多くのガストロノミー作品を実現してきました。

                       *****
クリストフ・ペレ - ル・クラレンス
「ル ヴェール エ ラシエット」 コレクション
320ページ
サイズ:22 x 32 cm
ハードカバー
フランス小売価格:60ユーロ

書籍の取り扱い:
リンク
リンク

Photo - リンク
Photo - リンク
Photo - リンク
Photo - リンク
Photo - リンク
Logo - リンク

(日本語リリース:クライアント提供)


本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]