サウジアラビアの信用格付けの強靭さで王国の本質的な強さが際立つ

サウジアラビア財務省(The Ministry of Finance Saudi Arabia) 2019年10月01日 13時52分
From 共同通信PRワイヤー

サウジアラビアの信用格付けの強靭さで王国の本質的な強さが際立つ

AsiaNet 80828 (1877)


【リヤド(サウジアラビア)2019年10月1日PR Newswire=共同通信JBN】この1週間、主要格付け機関は9月14日の攻撃に対応したサウジアラビアに対する最新の信用格付け見解を公表、王国の広範囲にわたる復元力を強調した。これはこの国の経済・財政の強度の反映というだけでなく、外的衝撃への即時の効果的対応を実行できる組織力の証明であることが最も重要である。ムーディーズは格付けを変更しなかったが、フィッチは王国の格付けをA、安定的見通しに引き下げた。

世界的石油供給に中断はないと保証することでサウジアラムコと王国が示した復元力と信頼性に、国際社会は肯定的に反応した。これは、同社の世界クラスの卓越した運用性と危機管理能力を一層強める。

サウジアラビアの石油供給は、攻撃が産油量を半減させた後、全面的に復旧して日量1130万バレルの生産力となり、11月末までに同1200万バレルに達する。石油供給は10月に日量989万バレルに回復することになっており、世界最大の石油輸出国であるサウジアラビアは今月、すべての顧客へのコミットメントを果たす。

上記を考慮すれば、財務省は王国の格付けを引き下げたフィッチの素早い決定に失望している。むしろこの出来事は、逆境に効果的に対処するサウジアラビアのすぐれた能力、世界石油市場の安定維持へのコミットメント、重要な国際的同盟国としての王国の威信を際立たせる。であるから、格付け引き下げはこの出来事への迅速、決定的、効果的な対応への直接的言及のない幾分か憶測的なものと受け取れる。

王国は事件以来、その対応で抑制と慎重な配慮を示し、これが国際社会を安心させたはずである。いかなる不確実性の高まりも、王国の行動よりも地域内の侵略的な関係者の直接行動とみられる。

財政赤字は現在、2019年予算で設定した十分な範囲内である。ビジョン2030の重要な領域への重点投資拡大にコミットしているが、同時に、この支出の効率と有効性も向上させている。世界で最大級の準備金もあり、国の金融資産は債務を大きく上回っている。

この格付けについて財務省は「われわれは、事件に対応した国とアラムコの行動は報告書で言及されたリスク要因に大きく影響するとは思っていない。実際には、アラムコと市場の対応、回復力は世界市場への王国の石油供給の信頼性をはっきり示している。これがそのまま続けば、フィッチは市場への供給の継続的安定性と市場参加者や解説者の反応や行動に照らして、同社の決定の見直しが適当と考えるだろう」と論評した。

ソース: The Ministry of Finance Saudi Arabia

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