サウジ保健省: サウジビジョン2030に定められた健康面での目標達成に向け「アダー・ヘルス」事業を始動

サウジアラビア王国保健省 2019年09月23日 17時25分
From 共同通信PRワイヤー

サウジ保健省: サウジビジョン2030に定められた健康面での目標達成に向け「アダー・ヘルス」事業を始動

AsiaNet 80669

サウジアラビア王国保健省: サウジビジョン2030に定められた健康面での目標達成に向け「アダー・ヘルス」事業を始動

【リヤド、サウジアラビア、2019年9月23日、PRNewswire】 病院の医療サービスの生産性、質そして効率を向上させるために、サウジアラビア王国保健省 (MOH)は「アダー・ヘルス」事業を始動しました。この事業は、サウジビジョン2030に掲げられた健康面での目標を達成するために計画されたものです。


このプログラムの目的は以下の通りです。

・具体的改善点の選択と実施を通して医療業務を効率的に改善していくため、秩序的かつ一貫した手法を確立

・病院実務のモニタリング

・スタッフのキャパシティービルディング   

同プログラムは2016年に33軒の病院を対象に開始し、2018年には72軒に拡大しました。このプログラムには、7つの病院業務分野にまたがる42以上の主要なパフォーマンス指標(KPI)が組み込まれています。

アダー・ヘルス事業は、患者への医療ケアに大きな影響を及ぼしました。結果、1500以上の具体的改善が各病院で見られ、患者とその家族に直接的に関わる数々の成功事例に繋がりました。85%の患者を緊急搬送到着から4時間以内に診察できるようになったこと、業務効率化により50対1の割合の投資利益を生み出せるようになったことなどが、その代表的な例です。

特に注目すべきは、人事面の能力が飛躍的に強化されたことです。1400名以上のスタッフが、具体的な改善点を選択し実現するために必要な技能を取得しました。

この事業は当初、ハッジ(巡礼)の期間中に提供される医療サービスを良質なものとするために実施されました。当初の目標は、巡礼期間中を通して医療サービスを改善するため、日々どのような活動が行われているのかを記録することでした。

同プログラムが医療の改善において多大な実績を残し、2018年の「今年を代表する国際的事業」MCA賞を受賞して国際的にも認められたことから、保健省は今回このプログラムの対象を150軒を超える病院、730以上の初期治療センターそして15の病院業務分野に拡大しました。

「このプログラムの目標は、計測されているKPIの種類を標準化し、その結果をダッシュボードに掲載することで保健省が病院業務をモニタリングし、そこから現場で起こっている事象に意味づけをし、より良質、安全で効率的な医療を王国の患者や国民に対して提供するための政策決定を継続的に行っていけるようにすることです。」と、サウジアラビア王国保健大臣のタウフィグ・アルラビア博士は述べています。

(日本語リリース:クライアント提供)

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