中国・双流-航空経済首都の興隆

Shuangliu District Government 2019年07月02日 15時38分
From 共同通信PRワイヤー

中国・双流-航空経済首都の興隆

AsiaNet 79472(1214)


【成都(中国)2019年7月1日新華社=共同通信JBN】中国・四川省成都市双流区政府は6月17日、パリ航空ショーでAviation Economy Special Promotion Conference(航空経済特別プロモーション会議)を主催し、成都のビジネス環境と双流の航空産業を紹介し、成都航空・宇宙航空・世界航空産業チェーンでエンタープライズ向けコミュニケーション・交流・プラットフォームを確立した。欧州のコングロマリットであるエアバス、フランスのDassault Group、SNCF(フランス国鉄)、イタリアのManico Group、四川省のHaite Groupなど50を超える有名な世界的企業の代表団がこのイベントに参加した。

中国中西部の有名な航空ハブである双流は国際的に競争力のある航空経済エコロジーの確立を加速し、中国の航空経済首都構築に全力を尽くしている。

▽中国4位の空港

双流は中国の国家中央都市の一つ、成都の南西部に位置している。双流は成都市による多大な開発努力が決定している地域の1つであり、中国4位の航空ハブである双流国際空港もある。

双流は、四川自由貿易試験区、総合保税区、保税物流センター、国際エクスプレス郵便センター、指定商品入港地の4つの主要な開放プラットフォームを誇っている。

双流国際空港には345の就航路線があり、うち117は国際(地域)路線である。フライト数とフライトルートの配置は、中国中西部でベストで、双流のフライトネットワークは基本的に5大陸をカバーしている。双流空港からは、わずか15時間で世界中の大都市の大半にアクセスできる。

2018年には双流国際空港の旅客処理量は5000万人/回の大台を超え、「世界の5000万人の空港クラブ」への道を切り開くのに成功した。そのような大規模な旅客トラフィックはまた、双流が急速にその航空産業を発展させ、自らを国際的ゲートウェイハブとして位置付けることのできる基盤を強化する。

旅客処理数が3年ごとに約1000万人の割合で継続的に増加していることと相まって、中国国際航空、カタール航空、ベトナム航空に続き、ますます多くの航空会社が双流国際空港でのプレゼンスを確立し、双流の中国で「航空の4番目の柱」としての地位はこれまで以上に顕著になってきている。

▽一流の国際ビジネス環境とグリーンエコロジー環境の創造

中国第4位の空港として、航空経済は双流の最も際立った産業的特徴およびより重要な競争上の優位性として興隆してきた。

双流は成長する航空経済に積極的姿勢を取り、理想的な国際ビジネス環境を育成するため、政府業務プロセスを最適化するための措置を実行し、通常のエンタープライズを見つけるまでの期間をわずか2日に短縮し、プロジェクトのレビューと承認の時間を197日からわずか60日に短縮する四川省初の企業投資プロジェクト・コミットメント・メカニズムを発表した。双流は、「企業コーヒータイム」キャンペーンを積極的に推進している。このキャンペーンは、コーヒー1杯の時間内に政府・企業間の直接対話を行い問題を解決することを目的としている。さらに、双流は、リースファイナンス、クロスボーダー決済、商業請求書ファクタリングなどの国際金融業務の基盤を築くことに深く関与し、企業の多様なニーズに応えるためにクロスボーダーファイナンス、海外での合併・買収(株式上場)、海外での債券発行などの金融サービスを企業に提供してきた。

一方、双流の素晴らしいグリーンエコロジーと環境はまた、航空経済の進歩に資するエネルギーを導入する。成都市が「公園都市」としての地位を確立する計画の重要な要素として、双流は区内に約71.7平方キロメートルの公園・緑地を設置する計画を立てている。これは1人当たり47.8平方メートルの公園・緑地に相当する。2018年には、8500ムーのShuangliu New Town Parkの建設が完了し、アジア最大の都市型湿地公園となった。Airport Central ParkやCity Loop Ecological Scenic Beltのような場所に絵画のようなエコロジーと環境を見て、双流に投資する企業の数が増えることは確実だ。さらに多くの優れた資質と能力を備えた人材が双流に居住し、自らのキャリアを追求することを選択してきた。

▽中国の航空経済首都の創出

成都市双流区は2017年、正式に国家レベルの航空経済モデル地区、自由貿易試験区、および国家レベルの天府新地区(Tianfu New Area)となり、双流の航空経済発展に向けたさらにもう一つの記念すべき一歩を示した。

双流はその強みに依って、国際的に有名で国内でもトップクラスの航空経済首都としての地位構築に専念している。双流は航空経済、航空ビジネス地区、航空ハブのための重要な要素に注力し、航空運航、製造、保守・修理、航空物流、クロスボーダー貿易、航空金融、航空本部の6つの主要な航空経済クラスターの発展を重視する。

双流は総計画敷地134平方キロのAviation Economy Functional Zone(航空経済機能ゾーン)を設けた。同機能ゾーンは2018年、China Southwest AirlinesとTian Lang 5Gの成都本社など11プロジェクトを新たに呼び込み、中国初のLow-altitude Airspace Coordinated Operation Center(低高度航空調整運航センター)の建設を完了した。

さらに、アイルランドのシャノン空港、ドイツのフランクフルト空港、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ国際空港などの空港の航空産業開発モデルを研究し、航空経済クラスターを構築するための積極的な努力を行い、空港免税消費センター、クロスボーダーEコマース消費体験センター、輸入商品直販センター、四川料理&ファインド・フード・テイスティングセンター、天府文化体験センターなど施設を建設し、それにより最新の国際的発展に後れを取らない高級な商品消費チェーンや商業クラスターを形成する取り組みを行ってきた。

将来的には双流は、航空経済モデル地区、内陸自由貿易試験区、総合保税区の3つの主要な比較優位性を十分に発揮し、空港庭園都市の開発コンセプトの実践を続け、第4世代消費を背景とした空港ビジネス地区産業システム創設のための積極的な措置を講じ、地域消費の影響と世界的な消費資源配分能力を備えた国際空港消費センターを設立し、「都市の空港」から「空港の都市」へ記念碑的な移行を実現し、「中国の航空経済首都」になるという壮大な願望を実現するべく努力するだろう。

ソース:Shuangliu District Government

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