2019年成都グローバル・イノベーションと起業家精神フェアで333億人民元の取引が成立

2019年成都グローバル・イノベーションと起業家精神フェアで333億人民元の取引が成立

AsiaNet 79221（1076）


【成都（中国）2019年6月14日新華社＝共同通信JBN】6月10日から12日まで、2019 Chengdu Global Innovation and Entrepreneurship Fair（2019年成都グローバル・イノベーションと起業家精神フェア）が成都市人民政府の後援により成都市で開催された。欧州連合（EU）、米国、韓国、ニュージーランドなど22の国・ブロックからゲストが出席した同フェアは、資本やテクノロジーなどの主要な要素で総額333億人民元の取引の成立を実現した。

「新経済、新たなエコロジー、新たなシナリオ」をメインテーマとするこのイベントには576企業が参加し、来場者数は約6万人に達した。

人的資源、テクノロジー、資本などの主要な生産要素はイノベーションの生命線である。今回のInnovation and Entrepreneurship Fairで成立した取引の総額は333億人民元に達し、このうちテクノロジー分野の3811件の取引総額は112億元となり、主要な資本要素の取引で締結された契約は221億人民元だった。

フェア開催中、専門職の求人フェアも行われた。300を超す企業が参加するよう組織され、8027件の求人を発表した。求人フェアへの参加者は1万300人を数え、最も人気の職種には、アルゴリズム・エンジニア、ビッグデータ・エンジニア、デジタルエンターテイメント・エンジニアなどが含まれた。

現在、成都は世界235カ国・地域と経済貿易関係を構築し、96都市と国際姉妹都市および友好協力都市の関係を結んでいる。また成都にはフォーチュングローバル500企業のうち285社があり、Forbes Media LLCのマイク・パーリス副会長は「成都はイノベーションを促進する躍動的かつ持続可能な環境を創出しつつある」と指摘した。

ソース：Chengdu Municipal People's Government