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ESPGHANの研究者が警告:ジャンクフードは食物アレルギー流行の原因となる可能性

ESPGHAN 2019年06月10日 09時12分
From 共同通信PRワイヤー

ESPGHANの研究者が警告:ジャンクフードは食物アレルギー流行の原因となる可能性

AsiaNet 79008 (0978)

【グラスゴー(スコットランド)2019年6月8日PR Newswire=共同通信JBN】8日に開かれた欧州小児栄養消化器肝臓学会(European Society for Paediatric Gastroenterology, Hepatology and Nutrition、 ESPGHAN)の第52回年次総会で専門家らが、ジャンクフードに豊富に含まれる高レベルの終末糖化産物(AGE)が子供の食物アレルギーに関連していることを示す研究を発表している。

ナポリ大学「フェデリコII」の研究者たちは、6-12歳で、食物アレルギーのあるグループ、呼吸器アレルギーのあるグループ、健常対照グループの3グループの子供たちを観察。AGEの皮下レベルとジャンクフードの消費との間に有意な相関関係を見出し、さらに、食物アレルギーのある子供は、呼吸器アレルギーのある子供あるいは全くアレルギーのない子供より高レベルのAGEを持っていることも分かった。研究チームはまた、食物アレルギーが確定する際、AGEによって誘発される作用機序に関する説得力ある証拠を発見した。

AGEは、糖分にさらされた後に糖化されたタンパク質または脂質で、砂糖、加工食品、電子レンジ調理食品、ローストあるいはバーベキュー肉由来のジャンクフードに高レベルで存在する。AGEは、糖尿病、アテローム性動脈硬化症および神経障害の発症に役割を果たしていることが知られているが、AGEと食物アレルギーとの関連性が見つかったのはこれが初めてである。

食物アレルギーの罹患率は、特に幼児の間で増加しているという証拠が増えており、罹患率が10%に上る国もあることが知られている。同様に、高度加工食品の消費量も劇的に増加しており、欧州諸国では1日の総エネルギー摂取量の最大50%を占めている。

主任研究者のロベルト・ベルニ・カナニ氏は「従来の食物アレルギーモデルは、近年見られる劇的な増加を説明できておらず、食物AGEが、見逃されていた要因の可能性がある。われわれは、さらなる研究でこれを確認し、各国政府が子供のジャンクフード消費を制限するための公衆衛生的介入を強化する根拠を補強していく必要がある」と語った。

欧州アレルギー・気道疾患患者協会連合のイサベル・プロアニョ氏は「医療従事者や患者は、生活の質に劇的な影響を与える疾患に向き合うために必要な知識の全てにアクセスできるわけではなく、産業化された食品加工とラベル表示のギャップは役に立たない。われわれは、公衆衛生当局に食物アレルギーの予防とケアの改善を可能にするよう呼び掛けている」と付け加えた。

▽編集者注
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ソース:ESPGHAN


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