放送局における番組制作システムのIP化をサポート シンクジェネレーター「Time Server Pro. TS-1550」を開発 -既存SDIシステムとIPシステムの共存を実現-

セイコーソリューションズ株式会社(代表取締役社長:関根 淳、本社:千葉県千葉市、以下 セイコーソリューションズ)は、PTP(Precision Time Protocol)対応の高精度時刻配信装置「Time Server Pro.シリーズ」のラインアップとして、放送業界における既存SDIシステムとIPシステムの共存を実現するシンクジェネレーター「TS-1550」を開発し、2019年9月に発売する予定です。

シンクジェネレーター「TS-1550」は、放送局のIPライブシステムの時刻ソースであるPTPを基にSDIシステムでの同期に利用されているBlack Burst信号やLTCなどを出力します。これにより、当社の「TS-2950」をはじめとするPTPグランドマスタークロックを導入しているIPシステムと同一ネットワーク内において、既存SDIシステムの利用を可能にします。

4K/8Kデジタル放送でのVideo over IP化の流れの中で、キーテクノロジーとなっているPTPを利用したシンクジェネレーター「TS-1550」は、既存の同期信号を必要とする放送設備を有効活用しながら、今後のVideo over IPシステムへのスムーズな移行に寄与していきます。

なお、「Time Server Pro. TS-1550」は、2019年5月22日(水)~23日(木)に秋葉原・UDXで開催される「After NAB Show 2019」に出展します。


<シンクジェネレーター Time Server Pro. TS-1550 概要>
【製品名】 Time Server Pro. TS-1550
【発売日(予定)】 2019年9月
【販売価格】 オープン価格
【主な仕様】
 ・製品サイズ:1Uサイズ(19インチラック搭載)
 ・AC電源:2(二重化、ホットスワップ対応)
 ・FAN:1(ホットスワップ対応)
 [入力]
 ・PTP(SMPTE ST 2059-2サポート):2ポート(RJ45、SFPから選択可)
 [出力]
 ・Black Burst:4(BNC端子 75Ω)*1
 ・LTC:1(BNC端子)
 ・WC(Word Clock):1(BNC端子 75Ω)
 ・シリアルBCD*2:1(RS422)
 ・接点*2:1

*1 出力ポート単位で位相遅延を入れることが可能です。
*2 初期リリースではサポートしません。
※開発中のため、デザイン、仕様などは予告なく変更することがあります。
※本文中に記載されている会社名、製品名などは、各社の商標または登録商標です。


報道関係の方からのお問い合わせ先:
 セイコーソリューションズ株式会社
 コーポレート企画統括部 広報宣伝部
 担当:片山     tel:043-273-3147  e-mail:pr-center@seiko-sol.co.jp

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