ArasanがTSMC 7nmプロセス・テクノロジー適用のTotal eMMC IPソリューションを発表

Arasan Chip Systems 2019年04月24日 09時52分
From 共同通信PRワイヤー

ArasanがTSMC 7nmプロセス・テクノロジー適用のTotal eMMC IPソリューションを発表

AsiaNet 78419(0677)

【サンノゼ(米カリフォルニア州)2019年4月24日PR Newswire=共同通信JBN】
*モバイルおよび自動車SoC向け半導体IPの大手プロバイダーであるArasan Chip Systemsは24日、TSMC 7nmプロセス・テクノロジー適用のeMMC PHY IPの即日販売開始を発表

Arasan Chip Systemsは、TSMC 7nmプロセス・テクノロジー適用のIPソリューション、エンベデッドマルチメディアコントローラー(eMMC)PHY IPを即日提供すると発表した。業界をリードするTSMCの7nmプロセス適用のシリコン検証済みのeMMC PHY IPは、Arasan eMMC 5.1 Host Controller IPおよびソフトウエアとシームレスに統合され、顧客にTSMC 7nmプロセス適用のTotal eMMC IPソリューションを提供する。

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Total eMMC IPソリューションはシリコン検証済みであり、TSMCの40nm、28nm、16nm、12nmプロセス適用で使用可能である。TSMCの12nm FinFET Compact Technology(12FFC)のTEST Chipを内蔵するeMMC Hardware Development Kit(HDK)は、顧客がSoCのプロトタイプ製造に使用することができる。

Arasanのプラカシュ・カマト最高技術責任者(CTO)は「われわれは10年以上前からアナログ・ミクストシグナル部門を開設し、顧客にTotal IP Solutionを提供してきた。アナログはテクノロジーの挑戦および必要資本の観点から見て大きな飛躍だった。現在、われわれは7nmプロセスの最良の選択であるTSMC 7nmプロセス・テクノロジー適用のIP Solutionを提供できることを誇りにしている」と語った。

JEDECのeMMC 5.1仕様は、「コマンドキューイング」によって3.2Gbpsで稼働するHS400スピードを向上させ、ソフトウエア・オーバーヘッドをコントローラーにオフローディングすることによってデータ転送を極めて効率的にする。eMMC 5.1はPHYレイヤーで「エンハンストストローブ」を利用することによってオペレーションの信頼性をさらに向上させる。eMMC 5.1は既存のeMMC 4.51およびeMMC 5.0デバイスと下位互換性がある。

ArasanはJEDEC eMMC Standards Bodyの創設以来のメンバーである。eMMC以前には、Arasanは2001年からマルチメディアカード(MMC)向けのIPソリューションを提供していた。

Arasanは今年後半にTSMC 7nmプロセス適用の製品にD-PHY/C-PHY IPを加える。

▽Arasanについて
Arasan Chip Systemsはモバイル・ストレージおよびモバイル・コネクティビティー・インターフェース向けIPの有力プロバイダーである。Arasanの高品質、シリコン検証済みのTotal IP Solutionには、Digital IP、AMS PHY IP、Verification IP、HDK、ソフトウエアが含まれる。Arasanは「モバイル」SoCの中核となる標準ベースのIPによって、モバイル、自動車、ドローンの進化をリードする最先端にいる。

Arasan IPを搭載した10億以上のチップが出荷されており、出荷先には半導体企業の上位10社すべてが含まれている。

▽問い合わせ先
Dr. Sam Beal
Mktg1@arasan.com

ソース:Arasan Chip Systems

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